2.オタフクナンテン
学 名:Nandina domestica‘Otafukunanten’
科 名:メギ科
原産地:中国(改良種)
植栽場所:職員用駐車場
紅葉の季節は終わっているのに、真っ赤に染まった葉が・・・!?
これはナンテンの仲間、オタフクナンテンです。常緑とは思えないほど見事な赤色ですね。
改良種のため実はつけませんが、十分に楽しめそうです。
生長が遅くなかなか大きくなりませんが、剪定の必要がなく手間のかからない樹種であると言えます。
小さいままの樹木を長く楽しみたい場合には持ってこいですね。
日陰でも育ちますが、あまりに日当たりが悪いと冬に葉がきれいな赤になってくれませんので注意が必要です。
花は咲かないため、葉が赤く染まる今の時期がまさにオタフクナンテンの「見頃」です。
寒さの厳しい日が続きますが、是非一度見に来てみてはいかがでしょうか?
「文化の中のオタフクナンテン」
ナンテンは「難を転じる」ことから縁起のいい植物とされ、お正月の飾り物にも利用されてきました。
その上真っ赤で名前が「お多福」なんて、くどいほどの縁起の良さですね。新年のおみくじが振るわなかった年には、購入してみても良いかもしれません。
<参考①:ガーデニング花図鑑 http://sodatekata.net/flowers/page/820.html>
<参考②:園芸ナビ http://flower777.mimoza.jp/article/104958748.html>
<参考③:山渓カラー名鑑日本の樹木>