5.ジャノメエリカ

学 名:Erica canaliculata
科 名:ツツジ科
原産地:南アフリカ
植栽場所:花の庭


 

 今回紹介するのは、小さな桃色の花を群につけるジャノベエリカを紹介します。

 高さはおよそ2mにもなる常緑低木です。エリカ属自体は、アフリカ、ヨーロッパ、中央アジア、マダガスカルなどに735種が分布しています。花は合弁で釣鐘形、壺形などがあります。

 中でも、ジャノメエリカは、品種の中でも、丈夫でポピュラーな品種の一つです。ジャノメエリカの自生する環境は、夏は乾燥していて、冬は穏やかで湿潤な環境を好むようです。ジャノメエリカの‘ジャノメ’は花に黒い葯が見られ、それが目玉、蛇の目のようであることから、名付けられたらしいです。確かに、よ~くみると、、、なんとも言えませんね(笑)。わたしは好きですよ。。。

 

 

「文化の中のジャノメエリカ」

日本での栽培は多くありませんが、欧米では花壇や鉢物材料として重用されているようです。

また、ジャノメエリカではありませんが、エリカは、ヨーロッパでヒースランドと呼ばれる荒野に自生する木として知られ、詩や小説などの文学作品にも登場しているらしいです。

 

 


<参考①:魅る魅るガーデニング http://www.teych.com/11ghana-25.html>  
<参考②:ガーデニング花図鑑http://sodatekata.net/flowers/page/767.html>  
<参考③:鈴木基夫、横井政人『園芸植物』山と渓谷社、1998年4月>  

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