2.シナマンサク
学 名:Hamamelis mollis
科 名:マンサク科
原産地:中国
植栽場所:西温室の横
3月から4月になると、鮮やかな黄色い花弁をつけるシナマンサクです。
別名キンロウバイ(金楼梅)と呼ばれており、樹高2~7mになる落葉小高木で、庭木や公園樹として使われます。
マンサクの名前の由来は早春に‘まず咲く’というところから転じてマンサクになったとか。
2~4つの線形の花弁をつけ、遠くから見ると全体が黄色く鮮やかであり、近くで見ると細長い線が無数にあります。
錦糸卵のようにぱらぱらしていますね。
マンサクとの見分け方は分かりやすいのは花弁です。マンサクは小さく色も淡いのに対しシナマンサクは大きく鮮やかな色をしています。
「文化の中のシナマンサク」
公園樹などではマンサクの自生種はあまり使われておらず、マンサクの園芸種もしくはシナマンサクが使われています。他に似たものとしては赤紫色の花弁をつけるベニバナトキワマンサク(トキワマンサクの変種)があります。
<参考①:樹皮・葉でわかる樹木図鑑 成美堂出版>
<参考②:ヤサシイエンゲイ(http://www.yasashi.info/ma_00016.html)>