1.ロシアンセージ

ロシアンセージ

学 名:Perovskia atriplicifolia
科 名:シソ科
原産地:南西アジア
植栽場所:風の庭、エルフガーデン

 開花期が長く晩春から咲き始め、花が終わるたびにそのつど軽く切り戻すと薄紫の花をずっと咲かせてくれます。
日当たりと水はけのよい土地を好み、一度根付くと丈夫で毎年太くなり地際は木質化して低木のようになります。
サルビア属に似ていることから「セージ」とついていますが属は違ってプロブスキア属であり、
またロシアンとついていますがこれは植物学者の名前からとっており、ロシア原産ではありません。

 茎葉にはさわやかな香りがあり、茎葉の色も灰緑色ですずしげな印象です。
全体的にふんわりとしたやわらかさとボリューム感があり、遠くから見ると煙のようで、
野性的な姿とやさしいパステル調の色彩で独特の風景をつくりますね。
冬も地上部が残ります。
 ロシアンセージ

「文化の中のロシアンセージ」

 別名「サマーラベンダー」、「秋のラベンダー」とも呼ばれ、
夏から秋にかけて淡い紫色(ラベンダー色)のベルベット状の蕾をたくさんつけるので、
見頃の時期が比較的長く宿根草の中では人気があります。
ロシアンセージとペロブスキア・アブロタノイデスとの交配でいくつかの園芸品種が育成されており、
日本では‘ブルースパイヤー’と‘リトルスパイヤー’が代表的な品種です。

 


<参考①:花図鑑球根宿根草 草土花図鑑シリーズ8>  
<参考②:みんなの趣味の園芸(https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-828)>

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