5.ナギ
学 名:Podocarpus nagi
科 名:マキ科
原産地:本州の和歌山県から山口県までの太平洋側、四国、九州、沖縄
植栽場所:玄関付近の壁面前
ふと見たときに、最初はなんでブルーベリーの実がこんなところに、、、とか思っちゃいました(笑)。
今回紹介するのは、そんなブルーベリーの実よりも一回り大きい紫色の実をつけるナギを紹介します。
比較的温暖な場所に自生しており、樹高は20mくらいになります。また、葉には光沢があり、細かい平行脈、十字に対生するのが特徴です。雌雄異株なので、学校には雌の木と雄の木が近くに植えられています。花の時期は5~6月で、前年枝の葉腋に円柱形のかわいらしい花をつけます。灌木が植栽されていて、さらに奥の目立たない場所に植栽されていますが、是非覗いてみてナギの実を観賞してみてください!比較的温暖な場所に自生しており、樹高は20mくらいになります。また、葉には光沢があり、細かい平行脈、十字に対生するのが特徴です。雌雄異株なので、学校には雌の木と雄の木が近くに植えられています。花の時期は5~6月で、前年枝の葉腋に円柱形のかわいらしい花をつけます。
灌木が植栽されていて、さらに奥の目立たない場所に植栽されていますが、是非覗いてみてナギの実を観賞してみてください!
「文化の中のナギ」
熊野神社及び熊野三山系の神社の神木として使われているらしいです。速水大社の大ナギは、平清盛の手植えと伝えられていて、樹齢は約1000年にもなるそうです!!!すごい!! また、ナギという名が、海の凪(なぎ)に通じるとして、特に船乗りに信仰されて葉を災難除けにお守り袋や鏡の裏などに入れる俗習があるそうです。
葉脈が縦方向のみにあるため、縦方向に引っ張っても容易に切れないことから、葉や実が 夫婦円満や縁結びのお守りとしても使われています。
<参考①:矢口行雄『樹木医が教える 緑化樹木事典』誠文堂新光社、2013年6月>
<参考②:濱野周泰『葉っぱで覚える樹木』柏書房、2005年9月>
<参考③:樹木図鑑 ナギ http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-nagi.htm>
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