4.サポナリア オキモイデス’スノーチップ’

学 名:Saponaria ocymoides ’Snow Tip’
科 名:ナデシコ科
原産地:中部ヨーロッパ
植栽場所:エルフガーデン

 こちらは耐寒性多年草のサポナリアオキモイデスのスノーチップという品種です。

高さは15~20cmと低めですが、よく分枝し地面を這うように広がります。
日当たり、排水のよい所を好みます。

礫地でも生育するのでロックガーデンなどの植栽にも適しています。
岩の間に、こんな可憐なお花が咲いていたら、きっと見とれてしまいますね・・・
ハンギングバスケットから垂らしてもかわいいかもしれません。

 

「文化の中のサポナリア」

 根に含まれるサポニンには界面活性作用があり、漢方薬の去痰薬として利用されているようですが、溶血作用もあり魚毒性もあるので、 専門知識なしでの薬用や池の周りなどへの植栽は避けたほうが良さそうです。
また、サポナリアはラテン語のsapo(石けんの意)に由来し、汁液が水に溶けると泡立つことにちなんでいます。 日本でも第二次世界大戦中に石けんのかわりとして使われたようです。花が終わったら植栽さんにお願いして少し頂いて、 本当に泡立つのかやってみたいと思います(・ω・)♪

 


<参考①:園芸植物大辞典2 小学館>  
<参考②:ヤサシイエンゲイ http://www.yasashi.info/so_00003g.htm >

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