2.イロハモミジ’珊瑚閣’
学 名:Acer palmatum‘sango-kaku’
科 名:ムクロジ科
原産地:東アジア
植栽場所:日本庭園
紅葉が美しいことで知られるイロハモミジですが、こちらはイロハモミジ系の園芸品種で葉ではなく幹で魅せます。
葉はそこまで赤くはなりませんが、写真のように幹が真っ赤に染まり、
落葉が進んで見頃の植物のあまりない冬でも楽しむことができます!
ときには切花材料として枝が使われたりもするそうです。
生育は早く、よく成長したときには5~6mにもなります。
「文化の中の珊瑚閣」
真っ赤に染まった幹が美しい珊瑚閣ですが、
公園や庭園樹としてだけでなく、小さな苗木が盆栽として使われていたりもします。
幹で魅せる盆栽も面白そうですね。
<参考①:山渓カラー名鑑 日本の樹木>
<参考②:モミジとカエデ 誠分堂新光社刊>