3. オオイヌノフグリ

 オオイヌノフグリ

科名:オオバコ科

学名:Veronica persica

分布:ヨーロッパ

生息場所:学内の至る所に存在(芝生の中が多い)

今のような時期になると、この植物をよく目にするようになります。
外来種のオオイヌノフグリです。
なんでこんな野草を紹介するんだ!と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、好きなんだからしょうがない。許してください。

オオイヌノフグリは、道ばた、空き地、畑などの日当たりの良い場所に生えます。
茎は枝分かれし、横に広がっていきます。そして上部の葉の付け根から花柄を出し、瑠璃色の可憐な花をつけます。
小さくて可愛いもの好きな筆者にはたまらないですね。

オオイヌノフグリという名前は、元々日本に生息しているイヌノフグリという植物に似ていてそれより大きいから、という由来からきています。また、イヌノフグリは実が「犬のふぐり」に似ていることから来ています。「ふぐり」とは陰嚢のことです。おお…ひどい名前やな…。別名で「星の瞳」という名前もあるので、こちらを本当の名前にしてしまっては、と思う筆者でした。

また、上で名前の出たイヌノフグリは、オオイヌノフグリに生息地を奪われており、平地では見ることが困難になり絶滅危惧種にも指定されています。
イヌノフグリはピンク色の花でオオイヌノフグリより一回り小さい花だそうです。
卒業までに是非この目で見てみたい…。
もし見つかれば、このページにその写真を追加したいと思います。

皆さんも探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

花言葉”

今月のテーマ‘花言葉’です。
オオイヌノフグリの花言葉は「信頼」です。

ビオラの記事で出た「誠実」、オオイヌノフグリの「信頼」。
なんとも、私が目指すべき人物像を言われているようです。

 

また、これらの花言葉を卒業生の皆さんにも送りたいです。
私から言うのもおかしいとは思いますが、皆に「信頼」され、「誠実」な人になっていただきたいという思いからです。

 

 

 

 

家でビオラとオオイヌノフグリを育ててみましょうかね。

 

 

 

 


参考文献:

  1. 近田 文弘(2010)花と葉で見分ける野草.株式会社 小学館,東京,64pp.
  2. オオイヌノフグリの花言葉 http://hananokotoba.com/ooinunofuguri/
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