水無月のALPHAガーデン
季節は、夏至を迎えましたが、みなさま、いかがお過ごしですか、
花と緑のまちづくり研究室 ティーチングアシスタントの辻です。
今年は梅雨入りしてから雨が降らずでしたが、
今日は久しぶりにしっかりとした雨が降り、
ALPHAガーデンは、ベストシーズンを迎え、
たくさんの植物が生き生きと彩り、見頃を迎えています。
この時期の花と言えば、アジサイは外せません。
いろんな種類のアジサイも見ごろを迎えています。
ビオトープは、久しぶりに雨が降ってゲコゲコとカエル達は大喜びをしているようです。
ハンゲショウの花も咲いて
葉っぱも白粉でお化粧したようです。
ポンテデリアも咲き始めています。
カラーガーデンでは、
スカシユリとカシワバアジサイが咲き誇っています。
アメリカノウゼンカヅラも咲き始めました。
ダリア “房洲路”
エルフガーデンはまさに百花繚乱
果実が丸く光沢があるため
別名:小坊主弟切(コボウズオトギリ)
ディエラマ・プルケリマム
“Angel’s Fishing Rod”(天使の釣竿)と呼ばれているそうです。
その姿は天使の釣竿にぴったりの美しさで、
咲いた花姿を見るとその名前の由来に納得しますね。
エルフガーデンはたくさんの珍しい花が
咲き誇っていますが、
その奥に一際黄色い花が目立ちます。
今がちょうど花盛りのモクゲンジです。
ムクロジ科モクゲンジ属
センダンの葉に似ているので、
別名:センダンバノボダイジュ。
本来のボダイジュとは全く別の植物ですが、
硬い種子は数珠に利用され、
寺院にも好んで植えられることから、
ボダイジュの名前がつけられたようです。
花は開いた当初は全体が黄色ですが、
一両日の内に中央部のふくらみが赤く色づきます。
英名では、goldenrain tree と呼ばれ、
まさに金色の雨が降るようにはらはらと散ります。
メタセコ緑地
アカンサスモリス
オオバナイチゲ
レジデンス近くでビワがたわわに実ってます。
淡路島では、どこもビワがいっぱいで豊作のようです。
園芸療法ガーデン
コリウスとジニア
スイレン、アジサイ、
そして水の音、
ここへ来るとほっと 癒されます。
朝早く花開き夕方眠るように閉じるスイレン(睡蓮)。
神秘と神聖の象徴とした古代エジプト人は、
ナイル川の水嵩が増すにつれ、
水面を純白の花で覆うことから
「ナイルの花嫁」と呼んでいたそうです。
ALPHAガーデンもベストシーズンを迎え、
たくさんの植物が生き生きと彩り、ガーデン全体が見頃です。
移りゆく季節を身近な植物の姿を感じてみてはいかがでしょう。
常に変化し続けるALPHAガーデンは、素敵な刺激でいっぱいで、
私たちを楽しませてくれています。
これからますます暑くなってまいりますが、
どうぞお体にはご自愛ください。
平成29年6月21日(水)