1  月 

 寒中お見舞い申し上げます。 

 

年があけて20日あまり・大寒の日を向かえ

皆様はいかがお過ごしでしょう?

こんにちは!!  花と緑のまちづくり研究室の 柳川です。 

アルファガーデンの落葉樹は、すっかり葉を落とし、

芝は褐色に しばし休息の時を向かえています。

 


 

【シンボルツリー】

                     

 

開学以来・22年の時を静かに見続けている

 常緑針葉樹のセンペルセコイヤ(スギ科) 

 

足元を取り巻くのは、ハイビャクシン

地面を這うように茂る特性を上手く取り入れ

シンボルツリーのレッグウォーマーのよう

刈込しだいでユニークな形状を取り入れることができる

常緑低木樹(コニファー種)である。

 

 

 

 

シンボルツリーの木肌に思いをはせると・・・

さまざまな逆境や不都合な環境に耐え・

生きる為にその仕組みを何度となく

活性化させ成長してきたことでしょう。

 

この ドーんとしていて 静かなシンボルツリー

 これからも見守っていきたいですね。              

 

 


                                    

【風の庭】

 

ガーデニングは、よく音楽が流れてるように

  植込みデザインする といわれます。

 

     1月 コニファガーデンから

    金管楽器の序曲が聞こえてきそう

     常緑針葉樹が清々しく響きあう。

                   

 


 

 樹形が際立つ  コニファーガーデン

 よく見ると 多彩な葉色・葉形でそれぞれ個性全開です。

 

 

 

南国で見たサンゴ礁のように たおやかな輝きで迎えてくれるのは

 常緑低木・ヒノキ科のコニファー 手前 「フィリフェラ オーレア」

 

 

 

アメリカ・ロッキー山脈原産  別名:コロラドトウヒがこちらでも

青みを帯びた常緑針葉樹:プンゲントウヒ 「グロポーサ」マツ科

 

 

 

 

 

 

 

 

左 1月葉先に花をつけています。

右 花を付ける前 ・ 12月 青みがまだ美しい頃 

  銀青の新芽をつける5~6月頃が最も美しい

 


 

 

 

南アフリカ原産の常緑低木 

キク科 の ユディオプスデージー

 

どうりで すごく丈夫で冬の乾燥にも強く・晩秋~春まで開花期が長い

  寂しくなりがちな冬の庭が明るくなりそうです。

 

 

 

  スミレ科:パンジー(ビオラ) 

    原産地 北ヨーロッパ

 耐寒性があり、乾燥しがちな冬~春花壇の定番 

    だから、少々の雪にもヘッチャラなんですね。

 


 

 

 

 

コロナ禍で旅に出ることができていません。

植物の原産地を知って、植生やそこを旅した思いにはせてみる。

すごーく 旅と植物 繋がっています。

 

 

               


 

 

 

いつもの何気ないアルファガーデンの景色の中にも

 自然のささやき・生きものたちのささやきを

 清々しい空気と共に 胸いっぱいに吸い込むと、

自然の中で生かされている自分に気づきます。

 限りある命 1日1日を大切に生きて_。

 

コロナ禍を一緒に乗り越えて参りましょう。

     皆様にとって

2022年・実りある年にしていきたいですね。 

                    

 

 

               令和4年1月20日(記)

 

            

 

 

 

 

 

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