華やかに ALPHAガーデン

こんにちは
花と緑のまちづくり研究室ティーチングアシスタントの辻です。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

新年度が始まり、キャンパスもにぎやかになってきました。 
まちづくりガーデナー本科コースもスタートしました。

昨日10日(火)にお天気が良いので写真を撮りに散策してきました。

今年は、何もかも一緒に咲き出してくるという感じですね。
桜(ソメイヨシノ)はすっかり葉桜になりましたが、
マグノリアガーデンが華やかになってきて、春爛漫、言葉で言い表せないくらい、綺麗です。
幸福感で満たされ、祝福を受けたような美しさです。

すでにハクモクレンは、散りましたが、
色々な品種のモクレンが一斉に咲き、とても華やかにガーデンを彩っています。
春の青空を背景に思わず立ち止まってしばし眺めずにはいられません。

珍しいとよく尋ねて来られる方も多い、マグノリア ‘エリザベス’が、
空に向かって、綺麗に咲き始めていました。

マグノリア・エリザベス  

モクレン科モクレン属 学名:Magnolia ‘Elizabeth’
別名:キバナモクレン(黄花木蓮)
ハクモクレンの花の内外を黄淡緑色にしたような感じで、花径は12cmほどです。
マグノリア アクミナ一タとハクモクレンの交配種。 
1956年にニューヨークのブルックリン植物園で誕生。
その後20年ほどの年月を経て園長名前からエリザベスと名づけらたそうです。
まるで淡い黄色のドレスのような優雅な花は本当に魅力的です。

近年使われる マグノリア は、
モクレンの仲間(モクレン科モクレン属)を意味する学名(英名)で、
数々の園芸品種が導入されるにつれ、この名で呼ばれることが多くなりました。

マグノリアというより、モクレンやコブシの名前の方が馴染み深いかもしれませんが、
桜の時期と重なる頃に、大輪の花を咲かせて楽しませてくれます。
マグノリアは、1億年以上前から地球上に存在していた、
花木類の重要な先祖であり、花の構造にその名残があります。
その魅力はやはり、ふくよかな花姿
その堂々とした樹姿は、花木の王様と言えるのではないでしょうか。

こんなモクレンも咲いています。 
サラサモクレン‘モンジュ’
マグノリア‘スーザン’

 

マグノリアと競うようにカスミザクラも綺麗に咲いています。

 

【エルフガーデン】 
たくさんの種類の宿根草が植えてあります。 成長と共に賑わってきて楽しみです。
セイヨウノコギリソウの緑に黄色い花のユーフォルビアが絡んで綺麗です。

 

【メタセコ花壇】
メタセコイアの芽吹きが初々しいですね。

春らしく華やかになってきました。

【園芸療法ガーデン】


ハナミズキも咲いてきました。

 

ツツジの花も咲き始めていますよ。
キシツツジ(岸躑躅) 
ツツジ科ツツジ属 
学名:Rhododendron ripense  

その名のとおり川岸に生え、
川岸の岩がごつごつとしたところに生えるので、キシツツジと呼ばれます。
モチツツジは神奈川県~岡山・香川県に分布しているのに対し、 
キシツツジは岡山・香川県~大分県に分布しているそうです。
そのため、関西地域でキシツツジが見られるのは、珍しいそうです。
見極めポイントは雄しべ、モチツツジは5本、キシツツジ10本
ALPHA ガーデン(花の庭)に来られた時には、
ぜひ花を観賞するとともに、雄しべを数えてみてください。 

 

モチツツジ‘花車’
淡路の山々をピンクに彩る

コバノミツバツツジ

ポンポンポンと 八重の桜 サトザクラのなかまも咲いてます。
サトザクラ‘カンザン’
ウコン
【カラーガーデン】
八重のチューリップ
が可愛いですね。
こちら日本庭園の片隅には。。。
ひっそりとイロハモミジの小さな花が咲いています。

ALPHAガーデンこれから植物の成長と共に彩られますます華やかになっていきます。

見て感じて癒されて、毎回どんな発見に出会えるかとても楽しみですね。

見頃の花がいっぱいあって、写真もいっぱい撮ってきていますが、
また おいおい ご紹介したいと思っています。

平成30年4月11日(水) “撮影:4月10日(火)”

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