師走の光景

あわただしい師走となり、何かとご多用のことと存じます。
寒気きびしき折柄、みなさまいかがお過ごしでしょうか、
花とみどりのまちづくり研究室ティーチングアシスタントの辻です。

 

冬枯れの四季の庭

 

ついこの前まで紅葉したイロハモミジで彩られていたのですが、今はすっかり葉を落としていますが、
どこからともなく上品な香りがしてきます。
ひっそりと上品な香りを漂わせて、ソシンロウバイが咲き始めいていました。

 

事務所棟の玄関のすぐ近くでは、ほわほわの毛皮のコートで包まれたビワの花が咲いています。

 

玄関の向い前では、赤やオレンジ色のピラカンサの実とハクサンボクの実が目を惹きます。

 

右側はピラカンサの赤い実で、左側がハクサンボクの赤い実です。
ハクサンボクは、ガマズミによく似てますが、ガマズミは落葉しますが、ハクサンボクは常緑です。
クリスマスリースに飾りたいような赤い実は、
日を浴びて輝く鮮やかな赤い実は、なにか胸にぽっと灯りがついたように感じました。
山野の樹木に花が少ないそんな時季には、この可愛い実は、人を惹きつける魅力があります。

 

ヤブツバキも咲き始めました。

 

エルフガーデンではまだまだ一際存在感を示している、メキシコ原産のクフィア メルビラ。

エルフガーデンの向かい、ALPHAガーデンのガゼボ近くでは、
クニフォフィア クリスマス・チアーの松明のような形をした赤い植物が目立ちます。
欧米では花穂が松明に似ていることからトーチリリーとも呼ばれています。
一般的なクニフォフィアの開花は初夏ですが、
このクリスマス・チアーという園芸種の開花期は晩秋~初冬となっています。
寒くなっていくこの時期、暖色系の花があると温かく感じます。

 

メタセコ緑地のシンボルのメタセコイアもすっかり葉落としています。

 

その根元では、ウインターコスモスが咲いていました。

 

サルココッカは実がついてますが、すでに花芽も見られます。

 

園芸療法ガーデンでは、ヒーリングガーデンクラブのみなさまがガーデンの手入れ作業をされてました。
みなさまのお世話でいつもきれいなガーデンが保たれています。

 

 

 

 

 

ビオラ、パンジー、ストック、ハボタン等
たくさんのお花やハーブが、レイズドベッドに植えられていました。
中でも銅葉のミズナが一際目を惹いてました。

 

 

銅葉のミズナが美味しそうでした。

 

 

春への準備。。。ハクモクレンは暖かな冬芽が寒空に輝いてました。

 

寒空の下でも、ちょっと歩いてみると いろんな発見があるものです。

明後日の12月22日(土)は、二十四節気の冬至です。
これから寒さも厳しくなってまいりますが、
どうぞお風邪などひかれませんように、体調に気を付けてお過ごしください。
少し早いめですが、みなさまにとって輝かしい越年をお祈り申し上げます。     

平成30年12月19日(水)

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