12月 めっきり日が暮れるのが早くなりました。
来週は冬至~クリスマス あわただしい年の瀬を皆様いかがお過ごしですか?
花と緑のまちづくり研究室の柳川です。こんにちは!!
今日は 冬の眠りにつく前に・・・アルファガーデンを散策してみました。
シンボルツリー
開学以来ずーっと鎮座している
常緑針葉樹のセンペルセコイア(スギ科)
どこから撮っても、景観の重心に はまる
樹形の美しいシンボルツリーです。
足元には、ハイビャクシン 低木で綺麗な刈込は
もしかしたら、風雪しのぐレッグウォーマー!?
右・手前
先月、真っ赤な紅葉を楽しませてくれた
シマサルスベリ
葉をさっぱり落とし・・・幹もユニーク・まるでガイコツのようです。(笑)
はちみつ色の陽光に照らされ・・・穏やかに時が流れて
手前:食虫植物サラセニアが、水辺で生き生きしていました。
メタセコイヤの褐葉
シンボルツリーと似てるようで、
こちらは落葉針葉樹
葉を見てみる。
(規則的に並んだ柔らかい葉)
メタセコ緑地の前で
触れると爽やか香りを放つ
ミントマリーゴールドの花
キッチンガーデン に ひっそり
ワイルドストロベリーとエディブルフラワー(食用花)のナスタチウム
園芸療法ガーデン
ヒメキンギョソウ・リナリア
可憐な花を見ていると
優しい気持ちになりますね・・・
学校玄関アプローチ
クリスマスにヒイラギ、日本でも西洋でも トゲのある葉は魔除けとして使われる。
左:マホニア ヒイラギナンテン属
とっても勢いのある花ですね。
右:常緑つる性植物 サネカズラ
赤いポコポコした実をつけ、美味しそう・・・
残念ながら食べられません。
木の実たちも、唯一無二の造形をもって 楽しませてくれる。
左:モミジバフウの実
右:リキュウバイの実
風に乗って どうぞ新しい命が生まれますように・・・
カナダ庭園を望む
ここは 手つかずの自生種が眠るフィールド
ゆっくり・ゆっくりと季節が移ろう。
のびやかに心地よさげに
深紅の葉を見せてくれているのは、
カシワバアジサイ
ラクウショウの雑木林
右 : ラクウショウ
メタセコイヤによく似ていて、
(葉の並びがこちらは不規則)
幼いころ、ファーブル昆虫記に
夢中になられた方も多いのでは!?
木の幹の穴場・ふかふかの暖かそうな
落ち葉の絨毯の下
無数の幼虫たちが、
おしくらまんじゅうして 潜んでいる。
もう越冬準備は OKですか~。
空気澄み渡るこの時期の実習フィールド
自然の中では 、互いに助け・助けられながら 生をつないでいる。
私たち人間も、いつも自然に癒され・助けられています。
ひとりひとりの小さな・自然に優しい取り組み はじめてみませんか・・・
アルファガーデンでは
月明かりに照らされ、シンボルツリーが静かなクリスマスを迎えます。
これから寒さも厳しくなってまいりますが、どうぞお風邪をひかれませんように・・・
良い年をお迎えください。
2019年 12月17日(記)