8月 花と緑のまちづくり研究室の粟田です。
キラキラと輝く季節のキャンパスでは、草木のゆるみない生きる力に満ち溢れています。
生命力の源を感じる神韻縹渺としたガーデンの眺めをご覧ください。
タイタンビカス(Hibiscus x Titanbicus)やモミジアオイ(Hibuscus coccineus)の大輪の花が夏模様を演出します。
ブルーベリー(Vaccinium spp)の実が色づいてきました。
リュウゼツラン(Agave americana Linn)がひときわ高く伸びてきました。
サルスベリ(一才サルスベリ系)”パープル・クィーン” (Lagerstroemia indica “Purple Queen”)
種を蒔いた年には開花するので一才と言われ、また百日後に戻ると言った恋人を待って百日間咲き続けた伝説により和名「一才百日紅」(諸説あり)
ポンテデリアコルダータ(Pontederia cordata)の小さな淡紫色の花が、水辺によく映えます。
サルビア ガラニチカ(Salvia guaranitica)の濃い紫の花は優しく微笑みを浮かべているようです。
アゲラタム(Ageratum)の薄紫の花が夏の陽ざしを浴びてキラキラ輝いています。
アゲラタムはギリシャ語で”不老”の語源を持ち、和名ではカッコウアザミと呼ばれています。
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四季の庭からは遠くの山々を借景とした風景が広がります。
夏空のもと、どこか懐かしいような心象風景が浮かんでくるようです。
この季節を待っていたかのようにサルスベリ(Lagerstroemia indica)が花をつけ始めました。