9月
こんにちは、花と緑のまちづくり研究室の柳川です。
ようやく爽やかな秋晴れの季節となりました。
皆様はいかがお過ごしですか!?
”台風一過”
不要な枝葉は散らばり・自然界が剪定してくれたかのよう・・・
草花木たちは、未来に生をつなぐ準備を始めた!!
そんなアルファガーデンを散策してきました。
晩夏から真っ赤な楕円形の実で、
あたりを染めるサンゴジュ:
スイカズラ科・ガマズミ属
赤く熟した実をサンゴに見立てたことから由来する。
市道沿いで見上げると、大きな白い花にふくよかな実。
モクレン科 :タイサンボク
モクレンというと春に開花するものとばかり!?
タイサンボクは夏の花なんですね、優しい香りがする。
「マグノリア」という主要・香水成分。
【花の庭】
春・大きく可憐な花姿で魅了したマグノリア
サラサモクレン”福寿”
もう来期への花芽をつけています。
とってもユニークな形状の実ですね!!
こぶしの実です。
あの花姿からは想像できない
未来の種を宿しています。
マグノリアの木陰にひっそり・
ダイヤモンドリリー :ヒガンバナ科
和名:ナツズイセン
右のヒガンバナと
よくにていますね!!
お彼岸の頃
精一杯・花で魅了し
花後 葉を急伸させ
養分を球根へと送る
【ペレニアルガーデン・ガゼボ前】
大きな株の先に・・・酔芙蓉:アオイ科 が花盛りを迎えた。
午前10時頃 は 純白の花姿
下: 午後2時頃
~次第にピンク色が差す花色変化は、
アントシアニンの生合成が25度以上に進むと起こる現象。
この花色変化に、お酒に酔って顔が赤らむ様子に見立て和名:酔芙蓉と呼ぶ。
アオイ科の花はよく似ていて・ムクゲやアオイなどの違いは?
クローズUP・雌しべに着目!!
雌しべ先端がまっすぐなのが、ムクゲ・先端が上に曲がっているのがフヨウ。
天高く・秋はイネ科 属が
アルファガーデンの主人公
【ガゼボ前】
ひときわ勢いよく・・・ タツノコルツス・インシグニス
花穂をクローズUP
カラマグロスティス・ブラキトリカ :イネ科
東アジア原産
ホルデウム・ユバツム :イネ科 東南アジア原産
葉先が徐々に赤紫色に帯びすすむ。
新米の季節~
園内で栽培管理している稲穂も実る。
風そよぐ
パンパスグラス
【園芸療法ガーデン】
秋の七草 に 藤袴(フジバカマ)があります。
この花は、西洋フジバカマとも
・・・宿根草のアゲラタム
ブラシの木の開花が始まる。
可愛いですよね・ハナミズキの実
いち早く始まった 紅葉も素敵です。
秋・草花木は、粛々と成長し
未来への種をはぐくむ
ツバキの実がはじけそう・・・
ヤマボウシの実
ヒトツバダコの実
ヨウシュヤマゴボウの実
ザクロの実
野グルミの実
栗の実
この季節こそ・
アルファガーデンの草花木をじっくり見てみたい。
【沈床花壇】
トウテイラン:ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属(宿根草):日本原産
夏から秋にかけ穂状の花茎を立ち上げ、下方から開花
葉も銀色で、ビロードような起毛に覆われ、
シルバーリーフとしても楽しめる。
季節は少しずつ少しずつ・秋の虫の音が聞かれる季節へ
♪♪ ツクツクボウシ・・・・
♪♪ ツクツクボーシ
学校近くでは、栗園やブドウ園の旗がはためき、
ススキやパンパスグラスなど 秋の風情満載です。
新装した花さじきを会場に花みどりフェアも行われています。
皆様のお越しをお待ちしております。
令和2年9月23日(記)