11月

 

こんにちは、花と緑のまちづくり研究室の柳川です。

秋もすっかり深まり、朝夕の冷え込みも感じるようになりました。

皆様はいかがお過ごしですか!?

 

気温が下がり始め、落葉樹は秋の陽ざしを受けて、

燃え立つばかりの華やぎを見せてくれています。

”秋の残光に輝く黄葉・紅葉” 映えるアルファガーデンです。

              

 

 


 

 

【メタセコ緑地】

 

 

 

 

メタセコイアの紅葉も

     西日を浴び・・・見上げると雄々しい

黄緑色から褐色へ足早にに変身をとげる。

 

 


 

 

【市道を西から望む街路樹】

 

 

 

 

一足早く紅葉しているのは、モミジバフウ(アメリカフウの木)

    後方 これから紅葉進む、 台湾フウ (三角バフウ)

 

 

その違い・葉をよく見ると・・・

 

モミジバフウ・左

モミジのように葉が5つ割れした葉型

 

台湾フウ・右

葉が3つに割れた葉型

 

 

 

 

 

 街路樹では一斉に紅葉が始まり一斉に落葉時期を迎えるのが一般的。

 ここでは、樹形を揃え・あえて紅葉する時間軸をずらした植栽計画

 彩り豊かな沿路を演出している。

 

 なるほど・造園のプロの視点が活きています。

 


 

 

【駐車場界隈】

 

 

気温がめっきり下がり始めるころ、

  黄色や赤に鮮やかさを深める落葉樹の照葉

 

 

 

 ケヤキの黄葉

 

 

                       ガマズミの照り葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

【研究生・カラーガーデン】

 

  ここには、種類豊富なサルビアが植えられている。

サルビア・アンソニーパーカー・左

 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

  サルビア・インボルクラータ・右

 

 

 

 

 

 

サルビア・マドレンシス イエローマジュスティー

 

 

 


 

 

【カナダ庭園】 

   ここは手つかずの自然環境をそのままに・・・

   時に、植物の幻想的な営みに魅せられる

 

 

錦木(コルク質の翼がある枝)・左                                   

   ナンキンハゼ(緑から白い実へ変身)・右

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから進むラクウショウの紅葉

  動きの少ないの植物だが・・・

まるで動きある生き物のように

    その葉先から

透明感あるレモンイエロー~褐色への変様

 

 

 

 

穏やかな静寂の中で刻々と色を深め

     葉っぱたちは最後の輝きを見せる。

 

 

 

 

転じて足元では・・・

 

 珍しい ツチクリタケ 

5㎝大ほどで、クヌギ林の枯れ葉に交じりシルバーに輝く。

   とても恥ずかしがりやさんで

再度、開いている姿を目にすることはなかった。

 

(アルファメイトさんから11月初旬・提供写真)

 

 


 

 

 

 

” 秋深きころ~野趣あふれる実ものたちを探して ” 

 

 

   多目的ホール北・雨庭にひっそりと

 真弓(この材から弓をつくったことに因む名) の 赤い実

  

 

 修復ゾーンの斜面緑地に

 

淡路島で一際美しい紅葉といったら・・・左

 ヤマハゼの木(ウルシ科)雌雄異株で核果が中央に密集している実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Elk clover の黒い実・右

 (和名!?ウドの実に似ている)

 

野葡萄(ブドウ科)の 実

熟す程、白~赤紫・青緑色~黒へ

色とりどりに変化する美しい実だが、食用にはならない。

 

 

 

 

 

 

 

   ALPHAガーデンの風景は日に日に変わっています。

      来月はもう年末ですね。

   どうぞ体調にはお気をつけて、お過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

                 令和2年11月20日(記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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