” 寒中 お見舞い申し上げます ”
1月 日ごと寒さが、身に染みる頃となってまいりました。
皆様いかがお過ごしですか?
花と緑のまちづくり研究室 柳川です。こんにちは!!
アルファガーデンは、しばし 休息の時 を向かえています。
落葉樹はすっかり裸木になって・・・
清々しいくらいに・静かな佇まい。
サルスベリの大木を見上げる。
猿も滑り落ちて登れないといわれている
和名「サルスベリ」
樹皮がホント滑らかで、
少し赤みがかった乳白色
常緑樹があらわになった真冬
色とりどりのコニファーガーデンが輝きだす!!
この季節でも、確かに・静かに いのち息づいて・・・
右: 緑色とクリーム色が混ざった姿が
ひときわ美しい コウアンビャクシン
”エクスパンサ オーレオバリエガータ”
今月 兵庫県立美術館に、ゴッホの『糸杉』がやってきます。
常緑樹・糸杉の力強い生命力をゴッホの筆のタッチで実感してみる!!
どーんと 元気もらえるから不思議です。
ガゼボの付近に、なにやら松明の形をしたオレンジ色のこの花は・・・
クリスマスリリー と呼ばれ
南アフリカ原産なのに、耐寒性に富む宿根草。
寒い季節・ 暖色系の花はパッとあたりを温かくして・・・
ロックガーデンにひっそと
左:ヒマラヤユキノシタの花
可愛いピンクのつぼみ
右:小さく沢山の赤い花 ギョリュウバイ
知っていましたか?
この花の蜜が、マヌカハニーの蜂蜜だそうです。
フトモモ科 オーストラリア原産
多目的ホール前 色とりどりのパンジーのハンギングバスケット
庭が寂しくなるこの季節でも ハンギングバスケットは壁面を華やかに演出できます。
ご家庭でも、すぐ取り入れられそうですね。
四季の庭~
なにやら清々しい甘い香りに誘われて・・・
ソシンロウバイの黄色い花
門松でよく見かけるイネ科の クマザサ
冬の寒さによって葉の縁の部分が白くなり、
(カブキ)隈取のようになることに由来。
ここでも、自然環境が素敵なカラーリーフを生む。
分区園のたくましく育った野菜たち
左:
生命感溢れるこのキャベツ
寒くなるともっと・もっと糖度を増す。
右:
どこかホッとする・白菜の中に
テントウムシを見つけました。
カナダ庭園から実習フィールド
はかなげに白く咲くスイセンガリル
さて、香りはいかがでしょう!?
実習フィールドに 冬枯れのセイダカアワダチソウ
修復と再生
雨にも負けず・風にも負けず・雪にも、夏の暑さにも負けない丈夫な マグノリアの木
硬くなった樹皮から一枝
花芽を見つけました。
アルファガーデンをやわらかな褐色に包み込んで・・・
褐色の芝に上手く水辺を取り入れたランドスケープが素敵です。
If Winter Comes, can Spring be far behind
”冬来たりなば・春遠からじ”
アルファガーデンでは、春に再び息を吹き返そうと
辛抱強くエネルギーをためて・静かに休息の時を向かえています。
これからしばらく寒さも厳しくなってまいりますが、どうぞお風邪をひかれませんように・・・
2020年 1 月 17 日 (記)