3 月
やわらかな春の陽ざし・冷たい雨
三寒四温の頃を迎えて
皆様お変わりないですか!?
花と緑のまちづくり研究室 柳川です。
これから春本番を迎える・アルファガーデンです。
【ロックガーデン】
モリシマアカシア :マメ科 オーストラリア原産
南ヨーロッパでは春を告げる花木で、ミモザとも呼ばれています。
大きく成長していて、見上げてみると、黄色い花が沢山開花していました。
一方・足元では、
ユキノシタ科:ヒマラヤユキノシタ が 開花
ヒマラヤ周辺・アフガニスタン~中国原産
とっても耐寒性に富み育てやすい常緑多年草
ワイルドフラワーで人気
ヤマモガシ科:コースト・バンクシア オーストラリア原産
花は、個性的で存在感があるので、ドライフラワーでのアレンジをよく見かけるが、
最近は生花としても人気だそうです。
【西駐車場~沿道】
左:トサミズキ:ミズキ科
オレンジ色の雄しベや、花の大きさが、8個以上の小花の集合体で大きい。
よく似ている 右:日向ミズキ(四季の庭)は小花が3個程で小さい。
(動かない植物・どうやって繁殖する!?)
人知れず生存戦略をくりひろげている。
鳥を招く ツバキ:ツバキ科
冬~春・赤い花・赤い実のポリネータは・メジロやヒヨドリ
たっぷりと蜜を用意して、筒状のおしべの先に花粉を大量に用意していますよね。
鳥をポリネータとする花は、個々の花が大きく丈夫
赤い色は鳥の目にも、鮮やかに映り、
花粉を運ばせるのに、鳥達にアピールする。
カバノキ科:オオバヤシャブシの雄花序(黄緑・のびたキャラメルコーンよう)
森の高木や、川辺のヤナギの花など
樹木の花は、新芽に近い色をしている。
複数の小さな花の集合体から花粉が風に舞う・風媒花。(悩ましい・花粉症ですが・・・)
鳥や昆虫に訴える必要もなく、葉と同様 花自ら光合成し風媒する・エコシステムだ。
フウの木の株元
お役目を終えた(風媒花)実をすっかり落とし
新天地での発芽に未来を託して、
裸木となっていましました。
【四季の庭】
奥へ・奥へ すると池の堤に出る。
アオキの芽吹き
つくしがお目見え!!
シダ・芽吹き
お花見の行楽ついでに、山菜採りに興じてみるのもこの時期ならでは楽しみですね。
「春は苦みを盛れ」といわれます。
山菜の苦みを身体に取り入れ、冬からの老廃物を一掃して
春へ スイッチオン!!
アルファガーデンも今週末あたりから
花の庭の多彩なモクレンの開花が始まります
是非 散策にいらして下さい。
令和4年3月23日(記)