5月
こんにちは!! 花と緑のまちづくり研究室 柳川です。
緊急事態宣言下・閉じこもりがちな生活が長く続き、
皆様はいかがおすごしですか!?
今年は早々に梅雨入りし・瑞水しく変化するアルファガーデンをご紹介します。
身近にある自然を見ていますと、季節を織りなし着実に変化しています。
私たちも立ち止ってはいられないですね。
【講義棟・視聴覚室 前】
大桐科 / ミズキ科 (落葉高木)
ハンカチノキ 別名:ハンカチツリー(名前の通りですね。)
花を包むようにして白いハンカチのような葉状部分が目立つ。
花をつけるまでに10年~15年・5月初旬の頃咲く、とても珍しい花です。
【花の庭】
ミズキ科:ヤマボウシの花
シソ科:フレンチラベンダー
お日様に向かって、花びらが一斉にスイングしてる~
どんなおしゃべりをしているのかしら・・・
先月・満開の花をつけた大島桜に赤い実を発見!!
桜はどんなに花が咲いても結実しないのに、なぜか大島桜だけは結実する。
甘いサクランボの実ではないです・・・とにかく苦いんです。
【四季の庭】
モミジの穂先から種が、ほら~赤いプロペラに変身
これから新天地を求め、旅立ちの風を伺っているよう。
【園芸療法ガーデン】
ここでは、香りだけではなく、五感で楽しめるハーブが沢山そろっています。
モフモフの葉っぱ・ふと手が伸びてしまいそうになる
「羊の耳」のように・白い初毛はシルバーリーフとしても魅力的。
シソ科:ラムズイヤー
スモークツリー:
穂先に花が咲き始めた。
【ビオトープの水辺】
5月・冬眠から目覚めたカエルが活動開始!!
盛んにカエルが鳴いているけれど・・・姿は見せてくれませんね。
のぞいてみると・・・
右:ミツガシワ科:アサザ
地下茎を伸ばして生息する。
左:可愛い丸葉:チドメグサ
シャープな葉:
ヒメカミガヤツリなど・・・
多用な湿生植物がキラキラ芽吹きだす。
ムラサキツユクサ:北米原産
濃い紫色が印象的・外国からやってきた品種からか
道端でよく見かけるツユクサより大きく存在感がある。 アヤメ科:キショウブ
(ヨーロッパ原産の帰化種)
【沈床花壇】
右: キョウチクトウ科:ツルニチソウ(南ヨーロッパ原産)
半日陰・シェードガーデンに、斑入り葉が映える
左: シソ科:エルサレムセージ
モクセイ科:キソケイ 別名・イエロージャスミン
見た目・グロテスクな幼虫が、こんなに優雅に美しい蝶への変貌
黒アゲハ蝶:良い意味で、変化や変身の象徴とも言われています。
このパンデミックをきっかけとして、今は困難な時ではありますが、
これ迄の枠組を変え、私たちの生活を改善する術がもたらされたと、考えることが出来るかもしれません。
世界では、国民へのワクチン接種に力が注がれています。
友達とコーヒーを飲みながら、おしゃべりを楽しめるような日も、そう遠くはないものと願いたいものです。
令和3年 5月19日(記)