12 月
今年も残すところ1週間
皆様はお変わりございませんか!?
花と緑のまちづくり研究室の柳川です。
今日は 冷たい風が舞い
葉は落ち、すっかり冬景色になりました。
今日はそんなアルファガーデンの様子をご紹介します。
【四季の庭】
冬の扉を開ける花
四季の庭から南へ橋のたもとに・早いものは10月頃から咲き始める。
白い山茶花(サザンカ)
多目的ホール側には、早咲きで11月頃から開花が始まる。
赤い・寒つばき
この辺りを華やかにしています。
左:研究花壇の山茶花の垣根・右:ペレニアルガーデンの垣根には東雲椿
丈夫で花期が長いことから よく公園の垣根に用いられる。
では・その違いは!?
上の写真を見比べてみる・・・
花が平っぽく開ききり・花びらが1ひらづつ散る・葉っぱがギザギザで小ぶりなのが・サザンカ
花が 筒状に立っていて・花ごとポトンと散る・葉っぱは大ぶりの照り葉 なのが・ツバキ
花の少ない冬・凛とした花姿の椿だけは、3月頃まで咲き続け、艶やかな葉をつける。
12月 照葉が風に舞うと急ぎ足で冬野に・・・
冬深まる 日々が始まる。
【エントランス・事務棟】
冬の豊かな緑
ヒイラギナンテン:メギ科
魔除けに柊の枝が使われる。
トゲトゲの葉はどうして必要なんだろう?
動物から食べられないように、
身を守る方法として棘で追い払う・生存戦略なんだね。
左:黄色い小さな花の集合体で勇ましく見えるけれど・・・よく見ると
右:花はとっても可憐です。
12月の粒らな赤い実は、西洋ではクリスマスの定番
日本のお正月では 南天・千両・万両 ・・・
豊かなくる年を福々しい赤い実もので祝う。
ハクサンボクの赤い実
右:万両の赤い実
左:クロガネモチの赤い実・モチノキ科
冬枯れを彩る・艶やかな実ものをもとめて~
園庭~温室の沿道まで・足を伸ばしてみる。
静かに眠っている冬の植物たちにあって、金柑・柚子・くちなし・レモン 等・・・
艶々した緑の葉に囲まれて・可愛い黄色の実もの達に出会った。
左:金柑 右:ボンタン
左:クチナシ
右:柚子
淡路島ではこの時期~たわわに実った柑橘の実ものたちに出会い・心が和む。
冬枯れて寒い季節の到来と共に
庭で収穫した柚子でジャムをつくると・・・
我が家は一日中・柚子の爽やかな香りに包まれる。
昨日 12月22日 は、二十四節季の冬至
そして・明日はクリスマス・イブ どうぞ良い週末を!!
そして寒さ厳しき折、どうぞ体調には十分気を付けてお過ごしください。
少し早く~皆様にとって健やかな年となりますようお祈りします。
令和4年12月23日(記)