落葉低木 バイカシモツケ(利休梅):バラ科
4 月
こんにちは!花と緑のまちづくり研究室・
ティーチングアシスタントの柳川です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
四季折々・キャンパス内の自然の移ろいを
ご紹介をしていきたいと思います。
【花の庭】
新入生との出会い~
春爛漫のアルファガーデンからはじまる!!
今年は少し寒かったこともあり、桜・木蓮・コブシと一斉開花
右:サラサモクレン”スノーホワイト”
左:マグノリア”エリザベス”
モクレン科植物は恐竜と同時代に生きた裸子植物とも
花の中心に緑色の雌しべ・それを取り巻きピンク色の雄しべがある構造
極めて原始的な特徴だそうです。
シデコブシ”バレリーナ”
花木の王様と言われる大ぶりの花も、恐竜時代の名残かもしれませんね。
【メタセコイア緑地】
すっかり裸木になったメタセコイアの足元に
クルクルの穂先が可愛い
山野草の貝母ユリ(アミガサユリ):ユリ科貝母属 中国原産
茶席で初めて出会い、淡い薄緑色に咲く・奥ゆかしい姿は印象的
こちらの緑地で再会しました。
江戸時代に薬用植物として渡来されたものだそうです。
【研究科花壇】
暖地でロックガーデン:田淵先生が管理されています。
高温多湿に弱い高山植物や山野草などを栽培する花壇形式
ユニークな花を見つけましたよ。
左:ミヤマオダマキ 右:シラタマソウ
左:イワヤツデ
右:オダマキリトルランタン
左:グラジオラス(原種)・トリスティス コンコロール
右:ペチコート・スイセン
【市道沿い花壇】
23期のガーデナー本科の皆さんでつくった花壇
ビオラ・小輪パンジー・スウィートアリッサム・チューリップ の競演
左:3月初旬の頃
右:4月中旬の頃
チューリップが計画通り開花が始まり、
デザインがより立体的に
”成長”という時間軸を持ってることが、
園芸計画の面白いところですね。
【風の庭】
月桂樹:常緑クスノキ科・地中海原産
春・ポンポンのような薄黄色の花が可愛い
葉は摘むと爽やかな香り・リースとして暮らしの中に取り入れてみたくなりますね。
食用で乾燥させた葉は(臭み消し)スパイスとして煮込み料理に。
ご存じ・ローリエ・別名ベイリーフ
野鳥が花の蜜を求め、仲間との鳴き声が心地よく響くアルファガーデン
雨天時の湿原では、
冬眠から目覚めた・ヒキガエル
雄蛙がアピールするゲロゲロの合唱はじまった。
口紅水仙が湿地帯で一斉に咲く。
桜前線で 春一番を知らせる河津桜 ~桜吹雪の後
もう 瑞々しい葉と赤い実を付けていました。
これから植物の成長と共に、キャンパスが華やかに移り変わっていきます
季節の変化を楽しみに、皆様も是非 足を運んでみて下さい。
令和4年4月22日(記)