平成26年5月24日・25日に台中のFeng-Chia Universityにて、台湾グリーンケア協会(Formosa Green Care Association)主催の第8回The 8th International Conference on Horticultural Therapyが開かれました。
日本からは日本の園芸療法の草分けの一人である菅 由美子氏と、本校の豊田教員が出席しました。
他にアメリカからは園芸療法士のSheila Gallagher氏(Melwood:知的障害者対象のナーセリー施設)が「Volunteer Programs and Events of Horticultural Therapy in the USA」と題した講演を、台湾からはChun-Yen Chang氏(国立台湾大学教授)が「Physical and Psychological Benefits at Restorative Environment」と題した講演を行いました。
豊田教員は、「Healing Garden Design and Cases Study -施設の庭や空間をヒーリングガーデンにしていくために」と題し、ヒーリングガーデンに必要な要素(安全、解放、広がり、魅了、適合性・統制感、運動、社会的支援)に関するセオリーの解説と、庭を利用する人の疾患や障害を理解してヒーリングガーデンに必要な要素を取り入れた空間を作っていけば、どのような施設の空間もヒーリングガーデンとなりうるという事例を紹介しました。