2013年8月22日に、カナダのナイアガラフォールズ市にあるナイアガラ園芸学校に於いて、淡路景観園芸学校との協定書の調印式が行われました。協定書は1999年に締結された本校とナイアガラ園芸学校との姉妹提携に関する覚書に基づくもので、この度新たに短期の研修生相互派遣を加えるものです。当日、日本からは兵庫県井戸知事、本校松下副校長ほか、カナダからはナイアガラ公園協会委員長のジャニス・トムソン氏やゼネラルマネジャーのジョン・ルイス氏ほかが出席し、協定書が調印されました。
協定書署名終了 兵庫県井戸知事とナイアガラ公園協会委員長のジャニス・トムソン氏
また当日、2003年に締結された長期奨学生に関する協定書に基づき、1年間留学した本校卒業生の河原田恵さんも出席されました。河原田さんには、今回の協定に関して両校を知る立場からご協力をいただきました。ナイアガラ公園協会は、世界的な観光地で知られるナイアガラの滝周辺の公園(ナイアガラパークス)を管理する協会で、園芸学校もその中に設置されています。夏のナイアガラの滝は、観光シーズン真っ盛りで、多くの人々が訪れていました。ナイアガラフォールズ市長ジェームズ・ディオダティ氏も駆けつけ歓迎の意を表しました。
ナイアガラフォールズ市長ジェームズ・ディオダティ氏と井戸知事
プレゼントを受け取る松下副校長
面積1130haと広大な面積のナイアガラパークスの中に面積34haの植物園があり、この植物園を授業の一環として園芸学校の生徒が栽培管理しています。調印式の後は、手入れのいきとどいた植物園内をファスト氏が丁寧に案内してくれました。調印式の行われたレクチャーホールは、植物園が見える美しい部屋で、室内にフラワーアレンジメントや寄せ植えが飾られ我々を温かくもてなしてくれました。10年目の調印を機会に両校の友好がさらに深まるものと思われます。
ファスト氏の案内で植物園をカートで移動