さる12月22日、ソウル大学環境大学院において、第7回目となる国際共同学生セミナーが開催され、当校からは学生5名が参加し英語での発表を行いました。
三大学大学院の共同による学生セミナーは、2013年にソウル大学で始まり、以降各校が順番に持ち回りで開催してきており、今回で第7回目となります。
これまでのようすは、このサイトでもご紹介してきました。
ソウル大学環境大学院、千葉大学大学院との共同学生セミナー(第5回)を開催しました(2016.8.2)
ソウル大学環境大学院環境造景学科と学術交流協定を締結しました(2016.2.23.)
今回のプログラムは、以下に掲げるポスターの内容で、本校からは二年生の陳 瀟男さんと山内里佳さんが現在取り組んでいる修了制作のこれまでの成果を発表し,一年生の蘇 誠君、萬代 悠太君、光谷 佳朗君が、後期の授業「緑環境景観政策演習」で取り組んだ成果を発表しました。
発表に先立っては、ソウル大学の孫 鏞勲先生から歓迎のあいさつがあり、まず本校の平田富士男教授が「最近の日本における都市公園のリノベーション事業」に関する基調講演を行いました。
基調講演後、ソウル大学の皆さんが校舎屋上の庭園を案内してくださり、気分転換後学生の発表となりました。
学生発表では、各自が研究や演習の成果を堂々と英語で発表しました。
山内さんは、淡路島の竹林管理における機械化の効果を定量化あうる発表を、陳さんは中国の撫順市郊外の農村計画の提案に関する発表を行いました。
一年生の三人は、演習で取り組んでいる「西宮市の緑の基本計画」への提案をそれぞれの視点から行いました。
発表は、ソウル大学、千葉大学からも続き、夕方まで発表と意見交換がなされました。
長いセミナーのあとには、ソウル大学側が懇親会をセットしてくださり、昼間の雰囲気とは違うわきあいあいとしたなかでさらに学生同士の意見交換が進みました。
翌日は、ソウル大学のコーディネイトによる「ソウル路」のエクスカーションが行われ、今回の日程を終えました。
次回の開催順は、淡路に回ってきます。
二校の学生さんを有意義なプログラムで淡路にお迎えしたいと思います。
その後、本校チームはさらに翌日開催される建国大学とのワークショップに向かっていきました。
建国大学とのワークショップのようすは、(こちら)をご覧ください。