平成29年9月1日、(財)ソウルグリーントラストの植栽管理チームの皆さん4名が、日本の公園における植栽管理の視察に来られ、本キャンパスを見学されるとともに、本校教員、学生とともに国営明石海峡公園等においてミニワークショップを開催しました。
(財)ソウルグリーントラストは、ソウル市における最も大きな都市公園「ソウルの森」の管理運営組織として設立された団体で、我が国における「指定管理者」のような立場で現在当該公園を全面的に管理運営しています。
このようなことから、ここ数年本校学生の受け入れや先方からも国際シンポジウムに参加してもらうなどの交流を深めてきていて、2017年1月、交流協定を締結したところです。
今回は、ソウルの森の植栽管理計画のさらなる向上のため、日本で参考となる公園の植栽管理計画について情報を得たい、との問い合わせがあり、関西の公園とさまざまなネットワークをもつ本校において、視察場所のアレンジ等を行うとともに、必要に応じて現場での補足説明などを行うなどの協力をしました。
当日は、本校学生の案内で見学後、本校の公園マネジメントに関する教育プログラムのヒアリングを行い、本校のすぐ近くにある「国営明石海峡公園・淡路地区」の整備と管理状況の視察を行い、植栽管理計画について双方の情報を交換するミニワークショップを、当校教員の進行で学生も参加のうえ行いました。
国営明石海峡公園の見学のようす
国営明石海峡公園の植栽管理スタッフとのミニワークショップ
本校非常勤教員でもある辻本智子淡路夢舞台温室プロデューサーからの説明
一行は、前日は、本校のアレンジにより大阪府の服部緑地、翌日は万博記念公園や京都の梅小路公園などの管理運営のようす、組織体制などを調査し、9月2日に帰国の途につかれました。
万博記念公園日本庭園の見学
梅小路公園「朱雀の庭」のデザインを設計者吉田昌弘氏から直接ヒアリング