孫先生には、韓国のランドスケープ教育研究の最新事情、
ランドスケープ業界の最新事情、ランドスケープに関わる
政策の最新事情などを内容とする講義をしていただきました。
孫鏞勲(Yonghoon SON, Ph.D.)先生の教育活動
(Assistant Professor, Department of Landscape Architecture, Graduate School of Environmental Studies, Seoul National University)
平成25年度前期の客員教員は韓国のソウル大学の環境大学院から孫鏞勲(Yonghoon SON)先生をお招きしました。
大学院の学生向けには,韓国のランドスケープ教育研究の最新事情、ランドスケープ業界の最新事情、ランドスケープに関わる政策の最新事情などを内容とする講義をしていただきました。
また,生涯学習課程受講生・修了生へも,韓国の「穴場的花と緑の見どころ」と題して、韓国の先生から直接ホットな花と緑の話題を提供していただきました。
先生のお話は、韓国の近代化の歴史から始まり、その過程で多くの公園がつくられてきたこと、それに対する市民の強い要望と政治家のリーダーシップが合致してそれらが展開されてきたことなどが紹介され、最後に最近の見どころ情報を最新の韓国ドラマのロケ地と併せてご紹介いただきました。
さらに,学外の造園関係社会人へも「ポスト李明博のランドスケープ業界の行方(ゆくえ)」と題し、新しい朴大統領のもとで、ランドスケープに関する政策はどのように進められようとしているのかを、過去の大統領の政策の歴史と比較しながらお話いただきました。
孫先生は,まだお若く,気さくなお人柄で,語学も堪能,人脈も豊富で,今後も淡路景観園芸学校と韓国ランドスケープ界との橋渡しの役を大いに期待したいところです。