令和元年8月17日にワシントン大学ランドスケープアーキテクチャー学科の学生14名と教員2名が神戸を訪問されました。テーマはジャパンアーバニズムで、当日はみなとのもり公園や東遊園地、HAT神戸のなぎさ公園や県立美術館といった、おもに震災復興のランドスケープや建築を巡りました。


特に震災で風景がリセットされ、そこからの復興の過程の中で緑が記憶や人と人を繋いでいくという意味で重要であることを確認しました。公園でどういったテーマ型のコミュニティが活動しているか、歴史ある建築物の耐震について、など色々質問もしてくださいました。参加された学生さんはデザインだけでなく社会学を専攻している方もおられたようで、もっと地域の生活者との交流機会を設けた方が良かったなという反省も。


神戸は1日だけで、他の日は大阪や京都、東京などを見て回られるとのこと。最後は有馬温泉の街歩きで、何名かは自力で帰るからと終了後も温泉街にとどまっていました(有馬温泉街内にある湯本坂は江戸時代、大坂に行く街道として使われていましたので、その道を歩いて宿のある大阪まで帰られた学生さんがいたらすごいなと思いつつ)。

今後も様々な形で交流事業が展開できればと期待しています(嶽山洋志・上野真生)。

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