平成29年4月24・25日、イギリスのヒドコートガーデンにおいて、TRIADプログラムの2016年度修了式と引き続いて年次総会が開催され、本校からは平田教授が出席しました。
TRIADプログラムは、本校が参加する日本側の運営委員会と、アメリカ合衆国のロングウッドガーデンおよびイギリスのナショナルトラストの三者で運営されていますが、毎年4月末の年度終わりに、三カ国の持ち回りで、「研修生の成果発表」および「修了式」と「運営スタッフ等による一年のプログラム運営総括ミーティング」からなる年次総会を開催しています。
2016年度は、イギリスが開催順にあたっており、ナショナルトラストが管理し、また、イギリスでの主な研修場所ともなっているヒドコートガーデンにおいて開催されたものです。
研修成果発表では、三カ国の研修生がそれぞれスタッフを前に、一年間の成果を発表しました。日本からの派遣研修生(うち一名は、本校を昨年3月に修了した劉楠さん)も充実した研修の成果を英語でプレゼンしました。
そして、そのプレゼンをもって研修修了が認められ、その後の修了書授与式で修了書が授与されました。
翌日の総会では、まず研修生からこの一年の研修の運営について意見を聴取し、その研修生意見を踏まえて、次年度のさらなる運営の向上のために取り組むべきことについての協議が行われました。
今年度の研修は日本ではすでに始まっており、昨年末選抜された研修生二名(本校学生一名を含む)は、淡路夢舞台温室等において研修を積んでいますが、この総会にも参加し先輩研修生の成果を目の当たりにして、今後の研修について決意を新たにしているようでした。
日本人研修生は、8月末まで日本での研修を終了後、すぐイギリスに渡航してヒドコートガーデン等での研修を行い、年明けにはアメリカに渡り、ロングウッドガーデンにおける研修で一年の研修を終えます。
今年度研修生も大きな成果を上げてくれることと期待しています。
なお、次年度の研修生は、今年8月ごろに公募要領を発表する予定にしております。