梅のほころぶ頃

梅の蕾がほころぶ季節となり、
春の訪れが待ち遠しく感じるこの頃ですが、
みなさまいかがお過ごしですか? 
花と緑のまちづくり研究室ティーチングアシスタントの辻です。

春の訪れを感じることが出来る、おなじみの梅の花。
アルファガーデンでは、図書館の西側で、
白、赤、桃の三色を楽しむことができます。

2月14日には景観園芸演習発表会が、多目的ホールで開催されました。
淡路景観園芸学校(兵庫県立大学大学院)では、
学生生活の集大成として、発表会を行っています。
最優秀の景観マネジメント賞には、高蓋さんが選ばれました。
また、マネジメント研究科の学生さんたちにつづき、
ガーデナー本科コースの瀬合さんご夫婦と古土井さん青木さんが発表されました。
この日の発表はお一人、十三分の長い発表を見事にまとめあげられ、
日頃の活動と発表に、お褒めの言葉をいただかれておられました。
おつかれさまでした。

一足早い春見つけにアルファガーデンを散策してみましょう。

学校の玄関で、お越しになる方を一番にお出迎えしているのは、
ツバキ  侘助 です。
花は比較的小さく一重、ピンクと白が混じり合った花は、
とてもかわいらしさを感じさせてくれます。
侘び助はツバキとチャノキの雑種といわれるそうです。
以前、京都の古い品種で、胡蝶侘助とお聞きしました。

シナマンサク
まだ前年の種子の殻や枯葉が多くついたままの状態で、
花を咲かせています。
名前は初春に一番初めに花が咲くので、
 「先(ま)ず咲く」という意味から来ているらしいですね。
また、早春に黄金色で一面に花が咲くことから、
 秋に豊年満作を願うという意味からマンサクと呼ばれたとも言われています。
よく見ると花びらは細くヒラヒラして面白い形をしていますね。

早くもカワヅザクラ(河津桜)バラ科スモモ属が咲いていました。
早咲きの桜の代表種ですね。鮮やかな濃紅紫色の花は、
春の扉が少しずつ開いてくるんだなあとうれしくなります。
カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種と考えられています。
花言葉 「想いを託しますだそうです。
ALPHAガーデンにはこのほかにも様々なサクラが植栽されています。
カワヅザクラを皮切りにいろいろなサクラがこれから花を咲かせ、
私たちを楽しませてくれることでしょう。

植物は着実に春の準備をしています。

平成29年2月24日(金)

 

 

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