師走のALPHAガーデン

 

今年も年末を迎え、慌ただしくなってまいりましたね。
みなさまお変わりございませんでしょうか。
花とみどりのまちづくり研究室ティーチングアシスタントの辻です。
すっかり木々の葉が落ち、冬景色になりました。

どこからともなく上品な香りが。。。ソシンロウバイが咲き始めています。

 

あたたかな毛皮のコート?をまとってビワの花も咲いています。
もふもふしていて、暖かそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この時期目立つのは、金鈴子。。。俗に栴檀坊主ともいう。
初夏に薄紫色の小さな花をいっぱい咲かせていたセンダンの実です。

                     

 

 

 

 

 

 

駆虫剤やひびあかぎれの薬として使われるそうです。

ヒヨドリが好むようで、よく実をつついていますが、
人や家畜が誤ってこの実を食すと中毒症状を起こします!
小さくて口に入りやすい実ですので、誤飲には特に注意して下さい。
毒にもなり、薬にもなる、センダンの実です。
 
多い事を表すのに、千と言う字をよくつかいますが、
たくさん珠がなる、せんたま(千珠)がなまって、センダンになったとも言われています。
ちなみに「センダンは双葉より芳し」のセンダンはこの木では無く、白檀と言う香木です。

 

♪♪もうすぐ来るクリスマス♪♪

学校の玄関に素敵なリースが飾られています。 
このリースは研究科の方が作られたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスと言えば、木へんに冬と感じで書く 柊(ヒイラギ)斑入りのヒイラギが小さな白い花を咲かせています。

 

その横では。。。クリスマスリースに飾りたいような赤い実 サネカズラ(ビナンカズラ)の実がたくさん。 

 

ALPHAガーデンのガゼボ近くでは、
クニフォフィア クリスマス・チアーの松明のような形をした赤い植物が目立ちます。
欧米では花穂が松明に似ていることからトーチリリーとも呼ばれています。
 一般的なクニフォフィアの開花は初夏ですが、
このクリスマス・チアーという園芸種の開花期は晩秋~初冬となっています。
寒くなっていくこの時期、暖色系の花があると温かく感じますね。

 

 

毛むくじゃらのこれは何かな??

 

 

 

 

 

 

  

スイフヨウの実(花が咲いた後)のようです。
同じアオイ科のフヨウやムクゲもこの時期 こんな毛むくじゃらの実をつけてます。
腎臓型の種にも毛がいっぱいでおもしろい形ですね。
とてもあの綺麗なスイフヨウの花から、
こんな毛むくじゃらな種ができるなんて、想像できませんね。

 

 
【エルフガーデン】では、まだまだメキシコ原産のクフィア メルビラが存在感を出しています。

 

シンボルのメタセコイアもすっかり葉落とした【メタセコ緑地】。
淡い色の八重咲きのストックが咲いています。

 

【園芸療法ガーデン】
ビオラ、パンジー、ストック、ハボタン
たくさんのお花やハーブが、レイズドベッドに植えられていました。
ユリオプスデージー 寒い季節に咲く黄色い花は温かさを感じますね。

 

分区園の野菜 美味しそうです!

明日、12月21日は二十四節気の冬至です。
これから寒さも厳しくなってまいりますが、
どうぞお風邪などひかれませんように、体調に気を付けてお過ごしください。

少し早いめですが、みなさまにとって輝かしい越年をお祈り申し上げます。     

平成28年12月20日(火)

 

 

 

 

 

 

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