夏の立つがゆへなり、季節は立夏を迎えました。
草木が青々と新緑へと色を重ね、夏の気配が漂ってくるようです。
見上げれば、一面に広がる目に優しい青葉
風に吹かれるたびに、初夏の香りを感じます。
立夏を迎え、ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)が咲き始めました。
モクセイ科のヒトツバタゴは近縁で複葉であるトネリコ(別名:タゴ)に対して単葉であるので
「ヒトツバタゴ」とされたようですが、こちらもちょっと無理な命名のような気がします。
なお、ヒトツバタゴは別名の「ナンジャモンジャ」でよく知られています。

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ヒトツバタゴ(一つ葉田子)
モクセイ科ヒトツバタゴ属
学名:Chionanthus retusus

学名のChionは「雪」を、anthus は「花」を、
retususは「ややへこんだ形」とか「葉の先が鈍く尖っている」
学名を直訳すると「葉がややへこんだ形の、先が純く尖った雪のような花」
英名:Snow-flower-Fringe tree
まさしくそのとおりですですね。

 

 

 

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市道沿いの斑入り葉がとても美しい
ユリノキ オーレオマルギナータム 
花も咲いていますが、
葉の色に似ているためあまり目立ちません。
ぜひ、花をみつけてみてください。
ユリノキの別名は、葉の形からハンテンボク、
花の形からチューリップツリーと言われます。

 

 

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立夏の初候は、蛙始鳴(かわずはじめてなく)
春先に冬眠から目覚めたカエル(蛙)が
ウォーミングアップを終え、
元気に活動し始める頃。
アルファガーデンのビオトープでも
盛んに蛙が鳴いていますが、
声はすれども姿は?どこかに隠れているようです。

 

 

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木々たちは瑞々しい浅黄色の衣装を一斉に纏い、
それに呼応して百花繚乱の様相を呈していました。

見て感じて癒されて、
毎回どんな発見に出会えるか とても楽しみです。
常に変化し続けるアルファガーデンは、
素敵な刺激でいっぱいです。

 

 

見頃の花がいっぱいあって、
写真もいっぱい撮ってきていますが、
また おいおい ご紹介したいと思っています。

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