今月のテーマは「花とみどりの地域づくりへトライ」(私たちを取り巻く環境を学び、それを伝える手法を学ぶ)です。
Aグループは12月2日(水)から4日(金)まで、Bグループは12月9日(水)から11日(金)までのそれぞれ3日間、地域を活かすためのワークショップと討論、里山保全の意義と市民の活動、園芸療法の福祉への活用、インタープリター入門について学び、里山の維持管理実習と分区園の収穫祭を行いました。
3日目に実施した里山の維持管理実習では、実習林を使って里山の維持管理方法を実習しました。
まず、講義で里山の現状や維持管理の必要性について学び、今回の維持管理作業の内容を理解します。
その後、班ごとに必要な道具と資材を準備し、バスで実習林に向かいました。到着後、道具をみんなで担いで作業現場に向かいました。
前半は、修復する歩道周辺の中低木を伐って林内に光を入れます。
ある程度不用木の伐採ができたのち、過去にこの実習で作設した歩道の修復を行いました。残っている杭を活用しながら、新しい杭を補充して、歩道の土留め工の横木に伐採した木の一部を利用しました。
最後に切土を使って路体を均して仕上げました。崩れて歩きにくくなっていた道がよみがえりました。
両グループとも天候がいまひとつで、足元も悪い中、ケガのないよう注意しながらよく頑張りました。
学校に戻った後、9月から育ててきた分区園の最後の収穫祭を行いました。
収穫したダイコン、ニンジン、カブやハクサイ、ミズナなどを使って、各班ごとに料理に腕をふるい、カレーや鍋物などいろんなメニューの料理を皆でおいしくいただきました。
収穫祭で楽しいひとときを過ごして受講生同士の絆も深まったようで、これから後期最後の課題発表に向けて班ごとの取り組みにも力が入りそうです。