10月から始まる後期の本科コースは「自然に親しみ地域を知ろう」を目標にしています。

 今月は、まちから地域全体の環境へと広く視点を広げていく考え方を学んでもらう目的で、テーマは「花とみどりのまちづくりから地域づくりへ」です。

 Aコースは10月7日から10日まで、Bコースは10月14日から16日までのそれぞれ3日間、緑地のデザインと1ん年草等の植え替え、景観の種類とスケッチ法、日本の植生と地域性や里地の草原再生等について学び、森林観察や分区園の管理、島内見学を体験しました。

 2日目の緑地デザインと1年草等の植え替えでは、6月の本科コースで整備、植付を行ったメタセコ緑地の一部植え替えを行いました。

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20151022-171804-7505また、午後の里山観察入門では、本校の実習林内を歩いて森林観察をしました。森林の生態系や里山の変遷、人と森林との関わりの歴史などについて学習しました。

 3日目の島内見学では、地元淡路市内にある花とみどりの関連施設を見学しました。

 1箇所目は「あわじ花さじき」です。天気にも恵まれ、大阪湾を背景に広大な花畑の景観を楽しんでいただきました。

 2箇所目はカーネーション専作農家の中岡園芸の温室を見学し、中岡さんからカーネーションづくりの苦労話や輸入品との対抗策などについての話を伺いました。

 3か所目はフルーツによる6次産業化に取り組む淡路島フルーツ農園を訪ね、代表の中谷さんよりご自身のこれまでの経緯とフルーツ農園の概要、6次産業化に向けた取り組みについての話を伺いました。

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