マスター原稿(9月)
 マスターコース前期最後の授業は、「里山の自然と保全の意義を学ぶ」をテーマに保全管理領域の先生方から講義と実習を受けました。
 初日の9月11日は、「里山の植物を見る」として、澤田先生から里山に生える植物の同定方法を学ぶ実習を行いました。2日目は、里山の管理手法についての講義を受けた後、学校内の景観修復ゾーンにおいて、各班に別れて10×10m区画の現況調査を行いました。3日目は調査した結果をまとめるとともに、班毎にどのような森林に誘導していきたいのかを考え、また、そのためには何を伐採するかなどの管理計画を立てる演習を行いました。今回の調査結果と管理計画を基に、11月の授業では実際に整備(伐採等)を行う予定です。

 

 

 

                       植物の同定実習

                 里山の現況調査(胸高直径、樹高などの測定)

                   調査結果と取りまとめと管理計画の作成



 講義終了後、「前期修了式」が行われ、前期修了証書が授与されました。修了式の後は、前期の受講内容や実習を振り返りながら、東作業舎の前でバーベキューを行いました。皆さん楽しそうに、前期での出来事や印象に残ったこと、後期への期待などを語っていました。

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