今月は「小さな空間のデザイン設計を学ぶ」をテーマに活用デザイン領域の先生方の指導を受けました。また花と緑の栽培実習では草本の挿し芽を行いました。

 7月13日からの3日間行われ、初日は花と緑の栽培実習4として、草本の挿し芽を行いました。各班ごとにクフェアやユーフォルビア、ラミウム、シロタエギク、コリウス、ガザニア、ブルーデージー、ヒビスカスなど3,4種類の草本の挿し芽をしました。当日は悪天のため、植物観察は室内にてスライドで城山先生からフィールド内の植物について説明を受けました。また科学では札埜先生から茎頂分裂組織についての話を聞き、顕微鏡でコリウスの組織を観ました。

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   班ごとに手分けをして挿し穂を作ります。

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挿し芽の大きさに合わせて2種類のプラグトレイに挿しました。

 

 

 

 

 

 

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挿し芽をしたトレイは西温室で自動噴霧散水により管理します。

 

 

 

 

 

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茎頂分裂組織についての説明を受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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細かな作業で皆さんなかなか難しいようでしたが、

何とか組織を観ることができました。

    2日目は岩崎先生から庭の設計Ⅰとして、現地調査、コンセプト設定、基本構想の検討について、図面を作成しながらの実習を行いました。

 まずカナダガーデン南側の区域について、現地調査のうえ現況分析図を作成します。そしてコンセプトの設定をしたうえでゾーニング、動線

計画を作成し、基本構想へと検討し、基本構想平面図と主要断面図の作成までの作業を行いました。

最後に各班から検討結果について発表していただき、全員の投票で最優秀発表を選びました。

 

 

 

 

 

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現地の概要、植物名等の説明を受けます。
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樹木間の距離などを測り、図面に記録します。

 

       

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現地を見ながら既に構想を検討する班も
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視聴覚室に帰って現況分析図を作成します。

 

 

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ゾーニングや動線計画に移ります。
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いろいろと検討しながら基本構想平面図を作成します。

 

          

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班ごとの発表に移ります。
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投票の結果、6班が見事に最優秀賞に輝きました。

 

              

 3日目は竹田先生から「庭園の美の原理」について、花のある環境をなぜ美しいと思うのか生物の遺伝子的な話から庭園の美しさに関する

 評価の7つの因子について講義を受けました。皆さんが普段美しいと思う様々な風景についても、それらがなぜ、いつ頃から人が美しいと

 思うようになったのかなど、興味深いお話を伺うことができました。

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