今月は「情報発信について学ぶ、1年の振り返り」をテーマに、3月14日(火)から16日(木)の3日間実施しました。

 1日目は、前期から1年を通して実施してきた「花と緑の栽培実習」の10回目です。まず城山先生からこれまでのまとめとして、「美しい花壇を生み出す新たな視点」についての講義があり、ハンギングバスケットを利用した発想の転換やデザインの工夫についての話をききました。その後、札埜先生の科学と花壇の手入れの2グループに分かれました。札野先生の科学は植物ホルモンについての内容で、講義のあと各人ビオラを一鉢ずつもらい、サイトカインによる花びらの変化を見るための作業を行い、持ち帰りました。1,2週間ほどでどんな花びらが開くか楽しみです。花壇の手入れは雑草引きと一部花の植え替えも行いました。1年を通しての花壇の手入れや科学の実習をみなさん楽しみながら勉強できたようです。

  

    

 2日目は美濃先生から「パソコンを用いた情報発信や入手について」の講義を受けました。コンピューター室で実際にパソコンを使いながらの講義で、使い慣れないパソコンを前に、皆さん初めは少し緊張気味だったようです。

 この後NPO法人淡路島アートセンターの山口事務局長から「淡路の元気づくりの発進」について、続いて平田先生並びに公益財団法人尼崎緑化公園協会の九里さんから「まちづくりの輪をひろげるために」についての講義を受けました。 

 

 

 


 3日目は今年度のマスターコースの締めくくりとして、1年を通じた各人の成果や意見についての交換会を行いました。一人約2分ずつの発表でしたが、1年を通じて特に印象に残ったり、実際に役に立てそうな内容について、思い思いに発表されました。花壇の手入れの仕方や顕微鏡を使っての科学が楽しかった方、デザイン設計や園芸療法をもっと勉強したかった方、里山林の維持管理に大変興味を示された方など、それぞれの領域ごとに得るものがあったようです。マスターコースは1年目でしたので反省点についても意見をいただきました。

 このあと副校長から「まちづくりガーデナー・マスターコース後期」の修了証書をそれぞれ受け取り1年を締めくくりました。

  

 

 

 

  

 

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