6月は6日(水)~8日(金)の3日間、緑地施工計画の立て方や草花の病害虫防除法、まちの緑と野生生物等について学び、花壇への花の植付けと緑地施工実習を行いました。

  初日は、花壇への花の植付けが予定されていましたが、天候により時間割の変更を行い、この日の1時間目はインストラクターの三木先生から草花の病害虫と防除方法についての講義を受けました。このあと岩崎先生のまちの緑と野生動物、とくに花木につく昆虫の幼虫などについての講義を受けて1日目を修了しました。

 二日目に、先月鉢上げした花の苗をフィールド沿道花壇1カ所と花の庭のスロープ沿いの花壇に定植しました。あらかじめ用意したデザインに基づき、サルビア、ペチュニア、ジニア、インパチェンス、ケイトウなどの花苗を班ごとに区域を分けて植え付けました。夏の花壇が楽しみです。

      

   まずは土づくりから行います             班ごとに区域を分けて畝作りです

    

      花苗を植え付ける配置を決めたあと手分けして植え付けました          

 


 2時間目はインストラクターの光成先生から花などのスケッチの方法について指導を受け、実際に木のスケッチをしてみました。皆さんなかなか難しそうで真剣な趣きでスケッチしていました。

    

 3,4時間目は明日の緑地施工に向けた施工計画について、平田先生の講義を受け、明日の施工計画を班ごとにたてて2日目を修了しました。


 3日目はいよいよ緑地施工です。何とか雨も降らず、暑くない天気に恵まれました。今年度は学校から県道を300mほど北東へ行った沿道脇の場所で、8期のグループが12年前に施工したところのリニューアルを行います。

 設計図と昨日の施工計画に基づき、瓦を並べる場所や植栽場所を確認し作業に入ります。土づくりはあらかじめ行っており、まずはもう一度雑草などを取り除き、整地作業からかかります。シランやユキヤナギ、アジサイなど植栽と並行し、瓦の並べる作業と枕木の階段を設置する作業を進めました。その後に芝の貼り付けと木材チップの敷き均しを行い、ほぼ完成しました。

    

 

    

 

      

  どの班も施工計画に基づき仕事も分担して、ほぼ時間通りに作業を終えることができました。

 午後には今回最後の授業で、簡単な土木施工の実習として、真砂土舗装の実習を行いました。西作業室でインストラクターの藤井先生の講義を聞いた後、作業室前の庭の一部に真砂土舗装を施工しました。

      

    まずは真砂土のセメントづくりから          真砂土セメントを施工地に敷きます

    

    真砂土セメントを締め固めます             最後に水を撒いて完了です。

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