今月のテーマは「花とみどりの地域づくりリーダーを目指して」(さらに環境への視点を広げるとともにみどりの人間関係を理解する)です。

 Aグループは2月3日から6にちまで、Bグループは2月17日から19日までのそれぞれ3日間、ボランテイァの意義とNPO,バリアフリーのまちづくり、樹木の維持管理と樹木名観察、日本庭園の見方について学び、林業地見学や庭木管理実習を実施しました。(都合によりBグループは庭木 管理実習を3月に変更しました。)

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2日目の林業地見学では、兵庫県の宍粟市と岡山県の美作市を訪問しました。
午前中は宍粟市山崎町の(株)山崎木材市場を見学しました。専務の東さんから木材市場の役割や林業の現状などについて説明を受けた後、市場の中を見学しました。

山で伐採され、運び込まれたスギやヒノキの丸太が積み上げられ、自動選別機で選別されていく様は驚きでした。

 

 

 

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次にさらに西に向かい、佐用町平福を訪れました。
ここでは地域振興文化研究所の遠入さんに宿場町の街並みが残る地域を案内していただきました。
遠入さんは、脇本陣であった家屋を活用して農村カフェを営まれており、そこで昼食をいただき、お話も伺いました。 

 

 

 

 

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 午後からさらに西に向かい岡山県美作市の(株)白滝有機産業岡山工場を訪れました。こちらは、本科コースの実習でも土壌改良材として使用している堆肥の「ハイブリッドスーパー」を生産している工場です。

 足立工場長に堆肥の製造工程を案内していただきました。
 原料となるコーヒーかすや茶殻等の産業廃棄物の受け入れ場から、それらを混合して1カ月間混合発酵させる発酵槽、そして一次発酵後の切り返しを行いながら4カ月間成熟させる成熟槽を見せていただきました。

 さらに発行乾燥させたバイオマス原料を炭化炉で炭化し、土壌改良材等に利用する新たな取り組みとその製造装置も見せていただきました。

 その後会議室で会社の取り組みについての話や質疑応答を行いました。

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 3日目の庭木管理実習では、造園専門の森岡さんと長石さんのお二人を講師に迎え、庭木の剪定について講義と実習を受けました。
 実習では研究棟前のヒイラギモクセイの生垣を刈り込みました。あまり時間がありませんでしたが、全員で何とか東半分の剪定を行うことができました。来月Bグループに残り西半分を行ってもらう予定です。
(Aグループのみなさん、実習作業中の写真を撮り忘れていました。ごめんなさい。)

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