今月はバリアフリーのまちづくり、公園の利活用プログラム作りをテーマに、12月14日(水)から16日(金)の3日間実施しました。

1日目は恒例の花と緑の栽培実習で、今回は宿根草の株分けの実習を行いました。城山先生から室内で講義を受けたあと、2グループに分かれて現場で作業の説明を聞き、ソリダゴ、ヘメロカリス、ヘレニウム、イソギクを掘りあげ、丁寧に株分けを行い、場所を入れかえる形で植付を行いました。長年株分けを行ってなかったので、密生したソリダゴの株分けなどはなかなか大変な作業でした。

   

   

      

また科学では特定環境に順応した植物についての講義を聞き、実際にチランジアが空中に適応するための水分吸収の様子を観察し、ウッドチップを利用して、チランジアの着生栽培の実習を行いました。

      

2日目は、午前中に美濃先生からバリアフリーのまちづくりについての講義と実習があり、実際に車いすに乗ってフィールド内をめぐる体験学習なども行いました。

午後には県立淡路島公園を訪問し、研修室で淡路島公園のパークコーディネーターの平松さんから、当公園の概要について説明を受けた後、園内の散策をしながら活動内容などの説明を受けました。室内の戻った後、㈱ヘッズの田中氏から公園の歴史と日本の公園について、及び服部緑地公園での様々な取り組みとその経緯につての講義を受けました。

 

    

 

   

3日目は、嶽山先生から前期に引き続き、環境プログラム作りについての講義を受けて、今年最後のマスターコースを終了しました。

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