7月は、「小さな空間のデザイン設計を学ぶ」をテーマに花と緑の先進地視察、庭園のデザイン演習、環境学習として樹木や昆虫の識別法について学びました。
7月10日(水)の初日は、先進地視察として神戸市立森林植物園を見学しました。世界各地の樹木が約1200種植えられており、なかでも「神戸らしい花木を」として整備されている約350品種にものぼる多種多様なアジサイが圧巻でした。
2日目は、沈先生と光成先生から庭園デザインの考え方、設計図面の作成方法などを学びました。花と家庭菜園を楽しむ庭、子供や孫が集って楽しめる庭、果樹のある庭、皆でBBQを楽しむ庭など、各々にコンセプトを設定し、苦労しながらも設計図面を作成していました。
3日目は、岩崎先生から環境学習として、多様な生物が生息するための生息空間には生物の移動空間(コリドー)や生態学的移行帯(エコトーン)が重要であることを学びました。また、樹木の見分け方やアブとハチの違いなどについても教えていただきました。