今月は「里山の保全と管理」をテーマに保全管理領域の先生方の指導を受けました。また花と緑の栽培実習では7月に挿し芽を行った草本の鉢上げと秋に植付ける花の播種を行いました。
9月12日からの3日間行われ、初日は里山の木や身について知ってもらうための講義を受けました。
2日目は澤田先生から里山林の現状と管理方法について、人との関わりやその歴史、今後の里山林の管理についての講義を受けた後、管理のための調査について説明を受け、今回調査を行う現地に向かいました。
現地で各班ごとに割り当てられたプロット(5m×4m)の毎木調査を行いました。皆さん初めての経験で荒れた林の中を行き来しながら、胸高直径や樹高などを測定しました。
調査の後、視聴覚室に戻り各班ごとに調査結果の取りまとめを行いました。
3日目は2日目の調査結果について澤田先生の分析結果を聞き、里山林の管理方法についての講義を受けた後、各班ごとに昨日調査した里山林の管理方法について検討を行いました。今回の調査結果と管理方法については、11月の「里山管理の実際」の時にこれを活かして実際に整備を行う予定です。
講義終了後、「前期修了式」が行われ、前期修了証書が授与されました。
修了式の後は、前期の受講内容や実習を振り返りながら、東作業舎の前でバーベキューを行いました。皆さん打ち解けた雰囲気で懇親も深まり、前期での出来事や印象に残ったこと、後期への期待など楽しく語っていました。