9月は、7月に豪雨で中止となったまちづくりガーデナーの活動地見学を組み入れて4日間のカリキュラムで実施することとなり、挿し木の鉢上げや分区園への植付け実習を行うとともに、「花とみどりのまちづくりの輪を広げよう」をテーマに、夏休み中に取り組んだ課題の発表会等これまでの学習をもとに活動の輪を広げる手法を学ぶ予定でした。しかし今回も台風21号の接近と通過により初日の挿し木の鉢上げと分区園の植付け実習、さらに二日目の活動地見学が休講となってしまいました。

 3日目は平田先生の「まちづくりの輪を広げるために」を主に、林先生の「緑のまちづくり手法」及びまちづくりガーデナーとしての活動に直接つなげるためのAGNなどの講義があり、また豊田先生から「園芸療法の入門」の講義を受けました。

 講義終了後、初日に行う予定であった分区園への野菜の植付けを、希望者により実施しました。

   

 

 最終日には、夏休み中皆さんが身近な花とみどりのまちづくりについてのテーマを決め、作成した計画や取り組んだ結果を一人4分程度で発表しました。
 地域の実態調査や緑化計画、管理等のあり方や、自宅のガーデニング等の取り組みについて、オーバーヘッドプロジェクターやパワーポイントを使って緊張した趣で発表されました。皆さんそれぞれ忙しい中、本科コースで学んだことを生かそうと熱心に取り組まれた様子がうかがえました。ただ取り組んだ成果を4分程度で発表するのは少し厳しいようでした。

発表会後「前期修了式」が行われ、前期修了証書が授与されました。
 

修了式の後は、前期の実習や活動を振り返りながら、東作業舎の前でバーベキューを行いました。皆さん打ち解けた雰囲気で懇親も深まり、前期での出来事や印象に残ったこと、後期への期待など楽しく語っていました。

   

 

 バーベキュー終了後、初日に行う予定であった挿し木の鉢上げを参加希望者で実施しました。今年の活着率はまずまずの出来だったように思われました。それぞれ欲しい挿し木苗を持ち帰ってもらいました。

   

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