今月は「園芸福祉を深める」をテーマに園芸療法の先生方に指導を受けます。また毎回の花と緑の栽培実習については、花壇への植付けを行いました。

 6月14日(水)から16日(金)までの3日間行われ、初日は花と緑の栽培実習3として、前半に植物の科学の授業を受け、後半は花壇への植付けを実施しました。今回の科学は植物組織培養で、札野先生の講義のあと、実際に培地をつくってシランの無菌播種、レックスベゴニアの葉片の植付け、培養中のカラジウムの大きな培養容器への植替えも行いました。皆さん初めての経験で、興味深そうに楽しんでされていました。カビが生えずにうまく培養できるといいですが・・

    

 

 後半は城山先生の指導のもと、先月鉢上げを行った花の苗を使って、メタセコ緑地で1年生の花の植替えを行いました。

    

 

 

 

 また、植替え作業のあと少し時間の余裕があったので、本科コースで製作したハンギングバスケットの花の切り戻し作業も行いました。

 

 


 2日目は園芸療法の金子先生から「人の健康、心理と支援の理解」について園芸療法を学ぶ上での基本となる内容の講義を受けた後、外に出て園芸療法にも利用される「タッジーマッジ―」と呼ばれるミントの束を作製しました。各人気に入ったミントを採取し、園芸療法ガーデンで束を作製しました。

    

 

     


 午後から非常勤講師として兵庫県園芸療法士3名にも来ていただき、子育て、高齢者、就労支援の三つについて、実際の園芸療法の話をお聞きした後、三つのグループに分かれ、これらの園芸療法のプログラムの工夫例等を指導していただき、実際にプログラム体験としてグループ討議を行いました。

    

 

 

そして3日目に「私が考える園芸福祉活動プログラム」として数人の人に代表で発表していただき、豊田先生から講評とまとめの講義を受け、今月のマスターコースを終了しました。

 

 

 

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