今月は「庭園の美の原理」をテーマに、2月14日(水)から16日(金)の3日間実施しました。

 1日目は県立淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」を見学しました。ちょうど今は「ラン展」の開催期間中で、職員の方から一部珍しいランなどの解説をしていただいた後、皆さんゆっくりとめずらしいランなどの花を観賞されていました。

     

 ラン展を鑑賞した後、隣接する淡路島国営明石海峡公園に移り、クリスマスローズガーデンを見学しました。担当職員の方からクリマスローズの原種とその交雑種の系統などについて、実物を見ながら詳しくお話を聞くことができました。この日は天気も良く、皆さん公園内を散策しながらバスに戻りました。

   

 2日目は光成先生の庭の設計についての講義、実習がまる1日ありました。ある1軒の家と庭の間取りを例に、皆さん思い思いに設計、作図を行いました。

 講義を受けた後、設計に入る前に外に出て、実際の庭の広さを実感してもらいました。植えたい木や花を図鑑で調べながら、皆さんうまく工夫して自分の好みの庭を設計され、作図していました。最後に数名に成果を発表していただき、先生から講評を受けました。

   

   

 

 3日目は「庭園の美の原理」をテーマに、竹田先生から主に19世紀以降の庭園や都市公園の変化を中心に、環境アートやモダンランドスケープなどについての興味深い講義を受け、今月のマスターコースを修了しました。

 

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