7月3日(水)~5日(金)の3日間で、「花とまちづくりのリーダーを目指して」をテーマに、先輩方が実際に行っている活動を見学しに行きました。また、緑地施工、挿し木の鉢上げ、庭用のものづくりなど盛り沢山の実習を行いました。
初日は、先月、雨天のため延期になっていました緑地施工実習を行いました。この日も生憎の天気で今にも雨が降り出しそうな中での作業開始でした。施工地はロックガーデンの隣に位置しており、その雰囲気と連続性を持たせるために石が配置され、その石同士をつなぐ川のように砂利を配置しました。その後、植栽を行いました。前面にはバーベナスイートキャンディー、イブキジャコウソウ、ガザニア、ベビーサンローズなど、後には木本類のドドナエア、ヘリクリサム、アメリカシモツケ、アナベルなどを植えました。途中から雨が降り出し、濡れながらの作業となりましたが、皆さん熱心に作業されていました。
2日目は、先輩方が活動されている先進地見学を行いました。まず、三田市の「すみよいカルチャータウンをつくる会」が活動しているコミュニティガーデンです。何もない雑草だらけの場所を10年かけて憩の場にしました。2017年には「全国まちづくりコンクール」で国土交通大臣賞を受賞するなど素晴らしいコミュニティガーデンでした。
場所を六甲山ビジターセンターに移し、散策路を歩きながら六甲山の植物について説明を受けました。
次に西宮に移動し、コミュニティガーデンを2カ所見学しました。すみれ台の「スミレガーデンクラブ」は公園の一画と道沿いの小スペースをコミュニティガーデンにしており、四季を感じられるように色と香りを考えながら整備しているとのことでした。名塩さくら台の「名塩さくら台自治会景観美化クラブ」は、不法投棄に困っていた道路沿いのスペースを見事なコミュニティガーデンに作り変えました。
3日目は、挿し木の鉢上げと、簡単な庭用ものづくりを行いました。挿し木の 鉢上げは、発根の状況も併せて調査をしました。鉢上げした苗木はお持ち帰りいただきました。午後からは、庭用ものづくりとして、モルタルを用いたウエルカムボードを作成しました。