まちづくりガーデナー・テーマコース「剪定を実践的に学ぼう」が9月18日、19日の2日間にわたり開催されました。

 1日目は午前中に林まゆみ教授から剪定についてのガイダンスが行われ、公園や街路樹、日本庭園の剪定の違いやポイントについて説明があり、日本庭園の事例や注意すべき害虫についても紹介がありました。
 続いて廣岡インストラクターから、剪定の目的や時期、剪定の基本的な手法および害虫対策について講義が行われました。

 午後には株式会社金岡光輝園の柳田工事部長より、木の性質、道具の使い方、仕立てる樹形や生垣の種類、基本剪定など、剪定の実際と安全管理についてお話をいただいたあと、最初の実習へ。
 実習は株式会社金岡光輝園 代表取締役の金岡秀和様、工事部長の柳田好毅様にご指導いただきながら、いよいよハサミを使って剪定の実践です。

【実習①イヌマキの刈り込み剪定】両手バサミにより側面から刈り込み、天場を仕上げます。

 

 2日目はさわやかな秋晴れに恵まれ、午前、午後とも実習を行いました。

【実習②基本剪定・・カシ、ヤマモモ、サンゴジュ】剪定バサミによる込み合った枝の剪定

【実習③マツの剪定・・クロマツ】木バサミによるマツの剪定および、もみあげを実施しました。

最後に、質疑応答、修了書の授与が行われ、今年度の授業を終了しました。

受講生のみなさんに受講理由をお聞きしてみたところ「家の庭木を自分で剪定してみたい」「仕事で役立てたい」「ネットワークをつくりたい」といろいろ。みなさん一様に「楽しかった!」と充実した笑顔で、毎年人気の講座である理由を少し覗いた気がしました。

 

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