今月は「小さな空間のデザイン設計を学ぶ」をテーマに活用デザイン領域の先生方の指導を受けました。また花と緑の栽培実習では家庭果樹の栽培と楽しみについての講義と園芸の科学の実習として花の交配を行いました。

 7月11日からの3日間行われ、初日は花と緑の栽培実習として、家庭果樹の楽しみや管理について栗山先生から講義があり、先月植栽した花壇の手入れも行いました。

    

 2時間目は札埜先生の園芸の科学についての講義と実習があり、花の交配についてのお話の後、実際にペチュニアを使って花の交配を行いました。一人2鉢ずつ交配作業を行い、1鉢は学校で管理し、1鉢は各自持ち帰りました。どんな花の種ができるか楽しみです。

    

          沿道花壇で雄しべの花粉を取っています         鉢の花を使って交配しています

  2日目は岩崎先生から庭の設計Ⅰとして、現地調査、コンセプト設定、基本構想の検討を行い、図面を作成する実習を行いました。

 3班のグループをそれぞれ2,3人の6グループぐらいに分けて実習を行う予定でしたが、希望により二つの班がそのままのグループ構成で実施することになり、4グループで行いました。今回はレストラン屋上の屋上庭園について、現地調査のうえ現況分析図を作成します。そしてこの区域のリニューアルに向けたコンセプトの設定をしたうえでゾーニングやデザイン、動線計画を作成し、基本構想平面図の作成までの作業を行いました。

                                      現況の植物の状況や広さなど、みんなでチェックしていきます。

                        まずは現況図をつくります          コンセプトは?・・動線はどうする?

   

 

 

最後に各グループから検討結果について発表していただき、全員の投票で最優秀発表を選びました。     

 

3日目は竹田先生から「庭園の美の原理」について、3回シリーズの1回目として、庭園の歴史と様式についての講義を受けました。古代の庭園の歴史的な始まりから、中世、近代、現代へと庭園がどの国を中心にどのように変遷し様式が分かれていったかなど、興味深いお話とスライドの紹介がありました。

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