5月になり元号が令和に変わりました。令和最初のテーマは「花と緑のまちづくりへの第一歩」として、8日(水)~10日(金)の3日間で来月の緑地施工にそなえ、現地の調査及び測量、緑地デザインの設計について学ぶとともに、来月の現地整備のための準備作業を行いました。また、花と緑のまちづくりの進め方の講義、植物を使いこなすと題してのハンギングバスケットづくり実習、来月の花壇づくりに使用するために先月実習で播種した花の鉢上げ作業なども行いました。
1日目は、簡単ですが実用的な三辺測量を行いました。測量後は班ごとに現地調査の結果をもとに図面を作製するとともに、ヘロンの公式による面積を算出しました。測量よりも図面作製や計算に苦労しておられましたが、どの班もほぼ正確に測量することができました。
2日目の午前中は田淵先生のハンギングバスケットについての講義を受けた後、各班でペチュニアを使ったハンギングバスケットづくりの実習を行いました。午後は緑地のデザイン設計について林先生の講義を受け、前日測量した緑地施工地のデザイン実習を行いました。ハンギングバスケットは、多目的ホールの前に並べていますので、来校の際はぜひご覧ください。
3日目の午前中は、平田先生の「花と緑のまちづくりの進め方」の講義と先月の実習で播種した花の鉢上げを行いました。プラグ苗が小さく鉢上げが大変なものもありました。このポット苗は来月の花壇づくり実習の植栽に使われます。
午後は、来月に緑地整備を行う施工地の準備としての除草と整地を行い、堆肥をすきこみました。5月だというのに、かなり暑く、皆さん汗だく作業しておられました。