今月は「庭園の美の原理」をテーマに、2月13日(水)から15日(金)の3日間実施しました。

 1日目は園芸の科学3として、札埜先生から花色の色素や花弁の構造、園芸植物の香りについての講義を受け、顕微鏡を使って花弁の様子などを観察しました。また、マスターコースで植栽した花壇の花柄つみなどの管理作業を行いました。幸い風もなく温かい日差しの中での作業となりました。

      

 2日目は花と緑の先進地見学として、大阪府河内長野市にある大阪府立「花の文化園」に行きました。顧問の竹田さんから植物園についての日本国内の実情や本来あるべき姿などについてお話を伺った後、温室と梅園を案内していただきました。温室についても設計者が植物の専門家でないことから造りに弊害があることや、燃料費が高額で思うような展示ができな状況などについての話がありました。訪れたのが一番花の少ない時期だったのが残念でした。

    

 

    

 

 3日目は「庭園の美の原理」をテーマに、竹田先生から主に19世紀以降のアメリカンランドスケープの起こった要因やその変遷について、設計者ごとの特徴を踏まえた興味深い講義を受け、今月のマスターコースを修了しました。

 

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