今月のテーマは「花とみどりの地域づくりへトライ」(私たちを取り巻く環境を学びそれを伝える手法を学ぶ)です。

12月5日(水)から7日(金)までの3日間、地域や活かすためのワークショップや里山保全の意義や利活用などについて学び、また園芸療法の福祉への活用実習などを行いました。最終日には分区園で育てた野菜を材料に収穫祭を行いました。

1日目はまず林先生から地域を活かすためのワークショップの手法について講義があり、その後、各グループ発表についての検討をしました。今年は学校のフィールド内での課題とその解決策がテーマです。

2日目の1コマ目は金子先生から園芸療法の福祉柄の活用実践実習として、花の「叩き染」による絵葉書づくりをしました。ビオラの花を主に、皆さん思い思いの色の花弁をゴムハンマーでたたいて、素敵な絵葉書をつくっていました。

     

 2コマ目は緑地の維持管理実習で、外では冬を越せない宿根草の掘り起こし作業を行いました。宿根草の管理について田淵先生から説明を受けた後、冬期間温室に移して管理する必要のあるグラス類のペニセツムやコロカシア、サルビアの数種について、掘り起こしと株分け作業を行い、鉢に植え替えて温室に移動しました。

     

 

  



 午後からはインタープリター入門と実践について、外部から講師を招き、実体験からのお話を聞いた後、フィールドに出て、インタープリターの実践方法について学びました。あいにくの雨でしたが、講師先生の巧みな話しぶりに皆さん熱心に聞き入っていました。

     

 

        


 3日目最終日には、平田先生から里山保全の意義と市民活動について講義を受けた後、東作業室に移り、廣岡インストラクターから里山の利活用として特に木炭、竹炭についての説明を受けました。そして前日に同インストラクターが、先月実習で伐り出した竹の炭焼きを行った窯出しをしましたが、残念ながら今年は初めての失敗作となり、半焼け状態でした。(みなさんガッカリさせてどうもすみませんでした・・)

 それから今年の締めくくりとして、分区園に行って育った野菜を収穫し、班ごとに決めたメニューの料理を作ってみんなでいただきました。どれもおいしくいただき、ほとんど残るものはありませんでした。(ごちそうさまでした)

     

 

 

PAGE TOP